独占禁止法優越的な地位の利用と新聞販売店

友人のKくんのことは以前にも書いたが、彼は高校時代新聞配達のアルバイトをしていた。だから、今でも、新聞店のことについて詳しい。 そんな彼と先日会った時に出た話が、新聞販売店の話し。 実は、Kくんが言うには、お世話になった新聞店の社長が先日亡く…

DJポリス

サッカーワールドカップ予選で日本代表が勝利した後、渋谷に繰り出した若者の行動を鎮静化したお巡りさんが、DJポリスと呼ばれ称賛されている。 unizouもお巡りさんには敬意を抱くが、当事者の若者がDJポリスを称賛する姿に違和感を覚えている。というより不…

どういう人間でありたいか

読売新聞に特別編集員の橋本五郎さんが、「五郎ワールド」と題してコラムを執筆されている。橋本五郎さんはテレビで見かけることも多く、そのコメントもわかりやすく、納得がいくものが多いのだが、コラムも同様で楽しみにして必ず読んでいる。 先日、6月8日…

本田圭祐選手に同感

とかくビッグマウスと言われ、「風体もぎらつき過ぎでは?」と思っていたサッカー日本代表の本田圭祐選手、ワールドカップ出場を決めた先日のオーストラリア戦の後のインタビューを聞いて彼を見損なっていたと痛感した。 サッカー素人のunizouが言うのもなん…

企業のコンプライアンスと長く続く企業

日興証券厚木支店(神奈川県)の30代男性社員が昨年7〜8月の複数回、営業を担当していた同県内に住む80代女性の70代の弟になりすまし、大手証券会社2社に携帯電話で連絡、証券会社担当者と女性との会話が途切れるたびに男性社員が電話を代わって会…

国会議員が国全体を考えるような選挙制度に・・・

読売新聞で「選挙制度 視点」と題して、選挙制度について特集している。 選挙制度改革が、国会議員の手でなかなか進まないことへの提言である。 第2回目で「人口比例だけが物差しか」と題して、「『人口比例』の絶対視は誤りだ」と主張していた。 この主張を…

憲法改正論議に思う

自立した人間であれば、強い弱いは別にして、誰かに危害を加えられそうになれば、自分で自分の身を守ろうとするのは当然である。そして、自分の周りにいる大切な人に危害が加わるようなことがあれば、身を持って防ごうとするのも当然である。 そういう人たち…

弘法大師様が泣いている

朝日新聞が、高野山真言宗がお布施を高リスクの金融商品に投入している問題について記事にしていた。 運用額は関連法人を含め50億円超。元本保証がない商品などにより、一時は巨額の含み損を抱えた。 騒動の責任をとって辞任した庄野光昭宗務総長は「リー…

メガバンクと信用金庫

グローバリゼーションという命題の下に、大手銀行の再編・統合がされてメガバンクができたが、メガバンクになったからと言って預金者や事業者に寄り添って事業を展開しているのかと言うと、そうでもないらしい。 そうでもないらしいというのは、自分がそうい…

生活保護法改正案

生活保護の不正受給対策を盛り込んだ生活保護法改正案が、今国会で成立されることになったそうだ。 法が正しく執行されることを行政に任せてばかりいて、何の創意工夫もしない国会がやっと重い腰をあげて、少しはその役割を果たしたと思うが、それでも、残念…

夫婦別姓2

29日、東京地裁(石栗正子裁判長)で、「夫婦別姓は憲法で保障された権利とはいえない」という判決が言い渡された。 unizouも2007.2.15夫婦別姓 - unizouの中小企業診断士への道のブログで夫婦別姓について書いたが、どうしてもこういった訴えを起こす人たち…

女性手帳の配布見送りに思う

本当に困ったものだと思う。 女性手帳の配布が見送りになったというニュースの件である。 こういったニュースを見るたびに、マイノリティを代表すると思われる女性団体の傍若無人ぶりに辟易する。 そして、簡単にその主張に屈する行政の腰の据わらない対応に…

覚悟

どんな仕事でも、その仕事に向き合う覚悟が必要である。 例えば、軍人なら、もしかしたら、国民のために戦場で死ぬかもしれないという覚悟である。 これは、死を望んでいるという意味とは全く違う。 死を望んでいるわけではないが、軍人である以上死ぬかもし…

未来への責任

観光などで来日している多くの外国人が日本を称賛するが、実際はどうなのだろう。 自分の楽しみばかりを優先して、先人達が大事に繋いできた自然の恵みや人々の営みを粗末にしていないだろうか。 先人達が大事に繋いで来たように、未来の人たちに繋がらなけ…

シャッター商店街解消には、本当は何が必要なのか

5月26日の読売新聞の朝刊2面に、「シャッター商店街」解消へ特区という見出しで、政府がシャッター商店街の解消を図るため、新たな特区制度を設けるという記事が掲載されていた。 中小企業診断士を目指すならば、個人事業者や中小企業個々の持続的で安定した…

たれこみ

世の中悪事がばれるのは、取締り当局の緻密な調査によるものが多いと考えている人がほとんどだと思う。unizouも、昔はそう思っていた。 しかし、友人のKクンにしばらく前に教えてもらった情報によると、たれこみ、つまり密告により犯罪や脱税などがわかるケ…

風俗業2

しばらく前になるが、「大阪府立高の29歳女性教師、ホテルヘルスのバイト発覚し依願退職」というニュースがあった。 風俗店でアルバイトし教職員の信用を失墜させたとして、大阪府教委は2日、府立高校の女性教諭(29)を停職6カ月の懲戒処分にした。女…

橋下氏の慰安婦発言

橋本氏の慰安婦発言で、世間はかしましい。 正直すぎるから、きっと叩かれる。 橋下氏は、風俗業を全肯定している訳でも、女性を蔑視しているのでもないのだろう。 昨日ブログに書いた内容で言うと、橋下氏は善人ではないが、人間の弱さを知り、本当に正直な…

L.Aギャングストリー

今年15本目の映画、L.Aギャングストリーという映画を日曜日に鑑賞した。 HPには次のような説明がある。 http://wwws.warnerbros.co.jp/gangstersquad/#home ロサンゼルス、1949年。ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエ…

放置空き屋都市で増加

今日の読売新聞の3面「スキャナー」で、放置空き屋が都市で増加しているという話題が取り上げられていた。 以前から、日本は人口減少が激しく、土地は余るし、アパートも余るとブログに書いてunizouも警鐘を鳴らしていた。 土地の荒廃や都市のスラム化は、今…

人間に与えられていないものは何であるか

今日、大腸癌が見つかり入院している叔父を見舞いに行った。 先月末に、癌を取り除く手術をしたが、開腹してみたら、癌が大きくなりすぎていて取り除くことができなかったという。明日、退院することになるが、結局、これから癌が成長するのを遅らせ、叔父を…

復興予算、基金化し流用

朝日新聞の昨日の朝刊に、東日本大震災の復興予算のうち約1.2兆円が公益法人や自治体が管理する「基金」に配られ、被災地以外に使われているとの記事が掲載された。 政府は、昨年、復興予算を被災地以外で使わないこととしたが、基金の使い道をチェックして…

牧伸二さんの死、成年後見制度、二つの共通点

素朴で下品でないネタでお客を笑わせる漫談をしていた牧伸二さんが、自殺とみられる事故で亡くなった。残念なことだ。 ニュースを聞くと、誰もが自殺する理由が見当たらないと口を揃えたように言っていた。 一方で、牧さんが会長を務めていた任意団体「東京…

国家と市民の自由と自立

国がない方が良いと思っている無政府主義者の人たちも、一人では生きてはいけないし、国や地方が行っている行政がなければ豊かな暮らしはできない。 行政に問題がないわけではないが、行政が無くてやっている現実などあり得ない。 しかし、行政が行政内部の…

愛あるところに神あり

9年待ちのパンがあるそうだ。 元競輪選手だった多比良泉巳さんが、作っているパン。 彼は、レース中に接触事故に遭い、その影響で脳と足の障害を負った。寝たきりの生活を余議なくされるかもしれないほどの重症だったが、奥様聡子さんの献身的な看病で障害は…

嗚咽

本当に悲しいときは、大声で泣けない。 様々なシーンが頭を駆け巡り、悲しい感情を押し殺すのだが、どうしても抑えきれない。 それでも、声を出して泣いてもどうにもできないと、声を出して泣くことはできない。 受け入れられない人の生死に向き合うと、そん…

コンビニの隆盛3

政府の公務員制度改革案を批判して有名になった古賀茂明さんの著書「官僚の責任」には、「某大手自動車メーカーが国を滅ぼす?」という章がある。 世界屈指の優良企業に数えられる、日本を代表する某大手自動車メーカーの経営手法を称賛する声は多い。だが、…

コンビニの隆盛2

昨日、読売新聞の社説で取り上げられたコンビニについて、unizouなりの意見を書いたが、もう少しコメントする。 unizouは、コンビニの店舗が入れ替わっていることが多い問題を、フランチャイザー側にあるのかフランチャイジー側にあるのか、以前コンビニ店舗…

コンビニの隆盛

昨日の読売新聞の朝刊に、「地域と共存を目指す成長政略を」とコンビニエンスストア業界が新たな消費を掘り起こし、日本経済の活性化につなげることを期待する社説が掲載された。 その社説の中に、コンビについて次のような一節があった。 「売れ筋」を重視…

法定相続

ここのところ、身の回りに相続がらみの話題が多い。 そして、これってどうなの?と感じることがある。 それは、子どもがいない、あるいは、配偶者や子どもが相続放棄した場合の法定相続である。 子どもがいない夫婦なんて、最近では結構多い。 子どもがいな…