2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

会社の私物化

昨日のブログで、ある中小企業の不思議な決算報告書の話を書いた。 いわゆる会社の私物化の典型的なものだと・・・。 ついでに会社の私物化の典型的なことを、もう一つ書きたい。これも、unizouが多くの企業の決算報告書を見た中で、実際にあった話である。 …

長期貸付金

ずいぶん以前のことになるが、資金繰りが非常に悪化していた企業(有限会社)の決算報告書を見たことがある。 流動比率100%以下。 固定比率も資本合計のうちの利益剰余金が資本金を上回るほどマイナスなので、当然無限大となっている。 固定資産は本来、…

偏頭痛

unizouは昔から頭痛持ちである。 昨日の夕方突然痛み出した。とにかく割れるようにズキンズキンと痛む。 今回は、痛みだけでなく、吐き気もあったため、いささか心配になったが、常備薬を飲んで早めに帰宅した。 痛みが起きている間は、姿勢を変えたり、頭を…

常識からの撤退

1年365日、24時間休まず営業は、まさにコンビニエンスストアの代名詞。 その代名詞を見直そうとするコンビニが現れた。 ローソンが、コンビニエンスストアの24時間営業体制を見直すというのだ(http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/index.cfm?i=200708…

短期借入金と長期借入金

大石幸紀中小企業診断士のブログ中小企業診断士 大石幸紀 大幸経営有限会社【http://daikou.livedoor.biz/】をいつも読ませていただいている。 9/22のテーマは「誰か教えてください?中小企業の長期借入金と短期借入金の区分」というものだった。 役員借入金…

お墓参り

このお彼岸に、お墓参りした。 unizouの家の墓は、市営霊園。 郊外にあるかなり規模の大きいもの。 お墓参りに行っていつも思うことだが、本当にたくさんの人たちが来ている。 こういった光景を見ると、「まだまだ、日本人も捨てたもんじゃない」と思う気持…

中小企業診断士を考える

最近、いろんな方からブログに対するコメントをいただき、改めて中小企業診断士の業務について考えさせていただくきっかけになった。 税理士や公認会計士などの士業のほとんどは、それぞれ個人や企業といったクライアントからの依頼に対する業務が主である。…

総裁選で考えるシャッター通り

完全に趨勢が決まっている総裁選。 福田氏が選挙演説に訪れた福島県で、シャッター通りを目にして「どうにかしないといけませんね」と言っている場面が放送された。 一体どうしようというのだろうか? シャッター通りは、構造改革の負の遺産とはいえない。 …

魅惑のソフトクリーム

毎週金曜会社帰りの楽しみは、ampmのソフトクリーム(http://www.ampm.jp/menu/soft/)だ。 昨日に至っては、思わずラージのカップを選んでしまった。 このampmのソフトクリームの濃厚なミルク味は、コンビニとあなどるなかれ、秀逸の出来ばえである。 1つ1…

ワーク&ライフバランス2

昨日まで2泊3日で、松本・大町と出張した。 1、2日目、2日目の夜から3日目と一緒に同行した社員が入れ替わり、仕事をすることになった。 2日目の夜から3日目に一緒に仕事をした社員のH君は、他支店から半年間応援に回ってきた社員。 幼い子ども二人…

肩こり対策

土曜日、資格の学校で二次試験の答案練習を受講した帰り、マッサージに出かけた。 ここのところ、肩と首が張るように痛く、半ば駆け込み寺に入るかのように。 マッサージ師さんは、つぼを押す度に「こってますねと」とコメントしていた。 息をあらげるほどに…

有言実行

ブラジルはリオデジャネイロで開催していた世界柔道。 井上康生、鈴木桂治が、ともに不可解判定のもと、2回戦で姿を消し、日本の「柔道」が世界の「JUDO」になるにつれ、国内ルールと国際ルールにかなり開きがあることを感じざるを得なかった本大会。 北京へ…

なんでもやりたいことをやれ!

こどものころから大親友のK君。このブログにも、生い立ちや今の生活について、披露させてもらっている。 そんなK君の家庭でしばらく前に大騒動があったらしい。 K君の長男のジュニアK君、大学2年生の彼が、大学を辞めてスキューバのインストラクターの資格…

診断士受験者数

中小企業支援法11条には、「経済産業大臣は、中小企業者がその経営資源に関し適切な経営の診断及び経営に関する助言(以下単に「経営診断」という。)を受ける機会を確保するため、登録簿を備え、中小企業の経営診断の業務に従事する者であつて次の各号のい…

0.21秒

昨日、友人のK君の子ども高校生のT君が陸上競技をやっていて、近くの競技場で新人戦が行われていたので見に行った。T君は200mに出場、予選では22.92を出したが、決勝では向かい風もあって23.42だった。8月の始めに行われた国体県予選では、22秒79を出して3…

その一言

社会にいると、何の気なしに言った一言が人を傷つけ、悪気はないのだけれど言ってしまった一言が、人を傷つける。 Unizou自身も振り返れば思い当たる節がある。 家族であれば関係修復も比較的早いが、職場だったりすると長くしこりとして残ってしまう。 そん…

そして誰もいなくなった

安倍首相の突然の辞任。 与党も野党も、これほどまでに人の足を引っ張るようなやり方をしていいのだろうか? これこそまさに、いじめ・・・? 確かにリーダーシップに欠けるとか、若いとか、いろいろと欠けているものはあるだろう。 かといって、ほかにクリ…

自殺

先日のブログで、松本引越センター社長の自殺について書いたところauさんから「あなたは、人間の死に対する尊厳を冒涜してると思います。」とのコメントをいただいた。 また、「あなたは、自殺した人とその関係者の気持ちを知ったうえでコメントしていますか…

夕張夫妻

今夏がこれほどの猛暑に襲われるとは思っていないまだ夏の入口だったころ、北海道に住む知人から夕張メロンを5つ箱詰めでいただいた。 2、3日後には芳醇な香りが明かに感じられ食べごろを迎えた。ジューシーな赤肉を頬張るのは、これ至福の時なり。 夕張…

台風9号の教え

先週の木、金曜の両日、関東地方は台風9号の猛威にさらされた。 皆様の会社では、危機管理対応として、木曜の退社時に部下に明日の出社についてどのように指導しただろうか? Unizouの会社でも、木曜は暴風域に入る前の早めの退社を促すとともに、明日の出…

相続

昨日のブログで、事業承継について書いた。 事業承継も、親からの相続といったもの。 そこで、事業承継同様、相続について考えてきたことを書いてみようと思う。 もちろん、unizouは親から受け継いだ物は体だけで、土地も金もなかった。 だから、自分のこと…

松本引越しセンター社長の自殺で考える事業承継

10数年前に引越しでお世話になった象のマークの松本引越しセンター。 引越業者を選ぶとき、何もわからずに闇雲に引越業者に電話して、電話の応対、見積り時の対応や値段に納得してお願いした。 当時は日通やヤマトなどの大手とは違い、関東圏に住んでいる人…

パレートの法則

今朝の読売新聞が、トップで報じていたのが、国と独立法人の個人情報流出件数。 2006年度の流出件数は、国の行政機関で530件、日本郵政公社などの独立行政法人で1277件、合計1807件だったそうだ。 この数字は、前年度の約1.5倍、中には個人情報保護法や国家…

ゆでがえる

9月7日3時。外は、今まさに台風が直撃している状況なのか、激しい雨と風の音がすごい。 「毎日こんなに早く起きて、一体なんだろう」と思わないでもないが、診断士の勉強や仕事のこと、やりたいことや準備したいことがたくさんあるので、それほど苦にならな…

種類株市場解禁

9月3日に、飲料メーカー伊藤園が、議決権はないが配当金額が普通株よりも125%高い優先株を発行した。 それに先立ち、8月31日時点の株主に対して、普通株1に対して優先株0.3を無償で割り当て、そして3日に東京証券取引所に優先株を新規上場した(http://…

スクラップアンドビルド

8月26日、丸井中野本店最後の日をニュースは伝えていた。 Unizouが丸井をよく利用したのは高校生のとき、当時は、DCブランドブームの真っ只中で、バーゲン時などは、複数の丸井店舗をはしごしたものだ。 丸井本店が意外にも中野店であることはその頃知った…

農林水産大臣

なんといっていいのか? 農林水産省・・・「やっと前厄、本厄、後厄を終えた」といったような気持で、新たな出発ができるかと思ったら、改造内閣で就任した遠藤大臣も辞任することとなった。 農業を産業として変革していかなければいけない時期に、こんな状…

事例4 財務(ファイナンス)を中心とした経営戦略に関する事例

2次試験の事例4は、経営分析を使う問題が出題される。 経営分析には、総合力を分析するもの、収益性を分析するもの、効率性や安全性を分析するものなど、多様な分析手法がある。 以前、といっても大分前になるが、決算書を見ることが多い仕事をしていたの…

2次公開模試を終えて

土曜日、資格の学校池袋校で、2次公開模試を受験してきた。 比較的広めの教室、3人がけの長机にひとりずつかける程度、受験生は100人弱といったところだろうか。昨年よりも互いに声を掛け合う人が多かったので、1年本科生が多そうに感じた。 事例?、模試と…

格差社会を生む物は何か?

先日、長野県松本市に出張した。 夕方ホテルに着いてテレビをつけると、前田中知事と村井現知事の県政の状況を比較していた。 例えば、14年12月に松本空港を利用する日本エアシステムが松本〜福岡線の機体をジェット機からプロペラ機へ変更するとしたことに…