2次公開模試を終えて

 土曜日、資格の学校池袋校で、2次公開模試を受験してきた。
 比較的広めの教室、3人がけの長机にひとりずつかける程度、受験生は100人弱といったところだろうか。昨年よりも互いに声を掛け合う人が多かったので、1年本科生が多そうに感じた。
 事例?、模試とは言えども、やはり最初に取り組む事例ゆえに、緊張する。A社は工作機械ならびに食料品製造機械のメーカー、あまり馴染みはないが、業界の専門知識の有無はさほど問題にならなかった。逆に、問題要求を組織(人事)を中心とした経営の戦略又は管理と捉えて取り組むことが難しい設問が多く、問われている内容が分からないなりに、必ず組織・人事に関する解答を書くという訓練になったことは、収穫だった。
 事例?、ホームセンターが新規事業として創業したB社がサービス業を展開していくもの、かなりストーリー性が強かった。設問数が8つ、制限文字数630字とボリュームが難易度といってもいいかもしれない。メリットや強みなど3つ、2つなど複数列挙して抜き出させる問題が多く、やはり解答の切り分けがポイントであった。
 事例?、C社は内燃機関電装品の製造販売会社、かなり馴染みのない業種である。今回の模試で一番対応しづらかったのが本問である。一番の反省点は、問題要求と問題本文の読みこみの甘さだった。これまでの事例?でunizouなりに培った知識(QCD、生産計画・統制)に片寄って解答してしまったように思う。おおいに反省しなければならない。
 事例?、D社はコンピュータ周辺機器及び関連部品の製造業。事例?は、最も時間配分を厳守すべき問題。今回はめずらしくそれがうまくいった。主要計算問題2題の数値をいずれも解けたことは大きな収穫だった。計算問題の難易度が低かったせいもあるが、時間配分のトレーニングになった。
 以上、自分なりに総括してみたが、全体を通じ、配点を意識しながら対応できたことも成果だった。また、事例?第1問は今回早めに見切って次問へいったのだが(結果解答は外していたので対応としてよかった)、10点問題の完璧を求めて無駄に時間を費やし、それが外れた時のリスクも痛感した。
 あと1ヶ月半、本番を意識したトレーニングを可能な限り続けて行きたい