シリア

 シリア情勢が好転せず、罪のない一般市民に多数の犠牲者が出ている。
 「戦争では何も解決しない」と国際社会が手をこまねいている間に、化学兵器が使われて犠牲者はさらに増えた。
 アメリカは、「世界の警察か!」と非難がましく言われ、イラク戦争の開戦時のこともあって信用が無いことから国際社会から拒否反応があり、また、国内からもシリア攻撃に反対のデモが開かれている。

 戦争はしない方が良いに決まっている。
 世界中の人すべてがそう望んでいるとは言えないが、ほとんどの人は、安定した生活の中で、家族とともに幸せにくらしたいと考えているはずである。
 そして、unizouも、その一人である。
 しかし、一方で迫害され、悲しみ、苦しみに包まれている大勢の人が多くの国にいる。
 そういった人達を助けるには、どうしたらいいのだろう。
 アメリカや日本など、民主的な国家で自由がある国であれば、国家からそんな迫害を受けることもないだろう。
 他国が関わらなくても、国民自らが独裁者や恐怖政治をやめる権利も力を持っている。

 テレビのコメンターはアメリカを批判するが、迫害されている人を助ける術を伝えない。
 「話し合い、話し合い」と言うが、そんなに簡単なら、シリアは正常化し、犠牲者は出ない。
 「シリア攻撃反対」を訴えるデモ参加者は、自分たちの立場ばかり考えている。

 シリア攻撃に賛成する人は、好戦者に思われ、非人道的な人間と思われる。 
 本当の弱者はどこにいるのか。
 助けるべき人たちは、どこにいるのか。

 unizouの嫌いなロシヤや中国(ロシヤ人や中国人でなく、国家)は、国連の常任理事国でありながら、正義を貫かない。自分たちの国の弱者に対する仕打ちを見れば、当然のことではあるが・・・。

 シリアにいる多くの弱者が、早急に救われることを願っている。
 弱者に非情な仕打ちをする独裁者や政府の人間に、それ相当の罰が与えられることも・・・。
 そして、偽善者のコメンテーターやデモ参加者が、シリアに入って弱者がどう迫害されているか見てきてから、いろんなことを訴えてもらいたいとそう思っている。