税金逃れの海外移住

 最近、税金を少しでも少なくするために、海外移住する人のことが問題になっている。
 今の時代に限らず、そういった人はいたのだろうが、税収が少ないから余計に問題になるのかもしれない。
 また、国が頼りないというので、税金を払いたくないということかもしれない。
 しかし、先日、テレビで観た海外移住をしたあるいは今後考えている人たちには、“何を偉そうに”(あまり言葉は良くないが)という気持にさせられた。
 そこで取り上げられていた人たちは、投資を営みにしている人たちだった。
 unizouは、利益のみを追求する投資家が、世の中を跋扈して生きていられる世界は、本当は良くない世界だと思っている。
 そして、そういった人たちは、一体いくらあれば、満足するのだろうかと思う。

 先日、ある講演で、講師が幸せであることの条件を、「ほどほどにお金があること」と話していた。
 unizouもそう思う。
 unizouも人間なので、多少は税金が高いことに文句を言うことがあっても、税金が高いからと言って、家族や仲間がいる、大好きな日本を離れて生活する気にはなれないだろうと思う。