未来への責任
観光などで来日している多くの外国人が日本を称賛するが、実際はどうなのだろう。
自分の楽しみばかりを優先して、先人達が大事に繋いできた自然の恵みや人々の営みを粗末にしていないだろうか。
先人達が大事に繋いで来たように、未来の人たちに繋がらなければいけないことを、自分だけのことを考えて、未来の人たちに繋げない状況になっているような気がしてならない。
観光で来た人たちは、ゴミのない日本がきれいだと言う。
しかし、町中でも目につかない場所は、ゴミが投げ捨てられ、タバコの吸い殻や空き缶が転がっている。郊外では不法投棄のごみがいたるところにある。
昔から日本人は、清潔な民族だった。
特に江戸時代は、リサイクルが徹底され、物が大切にされていた。
それから、生き方はどうだろう。
多くの日本人が、刹那的な生き方をしていないだろうか。
清貧。
本当は、無意味な贅沢はせず、心豊かに暮らし、金品に固執しない生活を送ることだそうである。
もう一度、自分たちの生き方や生活を見直し、未来の人たちに繋ぐという責任を全うしなければならないと考えることが多くなったこの頃である。