L.Aギャングストリー

 今年15本目の映画、L.Aギャングストリーという映画を日曜日に鑑賞した。
 HPには次のような説明がある。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/gangstersquad/#home

 ロサンゼルス、1949年。ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、麻薬、銃、売春、そして――手段さえあれば何でもするという勢いで――この街を牛耳り、さらにはシカゴから西の広い地域の賭博も仕切っている。そしてそんな彼の活動を守っているのは、彼自身が雇っている手下だけでなく、首根っこを押さえこんでいる警察や政治家たち。コーエンの勢力は、街で鍛え上げられた、極めて勇敢な刑事でさえ怖気づくほどだ……例外はおそらく、ジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)率いるL.A.市警の“はぐれ者たち”から構成された少人数の極秘チームだけ。コーエンの帝国をぶち壊すために集められた“最強部隊”である。

 映画は、ロサンゼルスで実際にあった話だという。
 R15+なので、拳銃、ライフルや機関銃の撃ち合いで、大勢の人が死ぬシーンが出てきて、平和主義者な人たちからしたら、「何て暴力的な映画なの!!!」と言われてしまうかもしれない。

 映画の冒頭でジョシュ・ブローリン演じるジョン・オマラ巡査部長が、こんなことを言う。

 暴力を野放しにするのは、善人だ。

 善人な人たちは、暴力によらなくても事態は解決すると思うかもしれないが、現実は、暴力を恐れ、暴力に支配される善人が、多くの人から自由を奪っていく要因を作っている。

 だから、unizouはジョン・オマラ巡査部長の言葉を真実だと思う。
 暴力に支配されることを嫌い、暴力に立ち向かっていく愚直な真の勇者がいなければ、善人でさえ誰かの奴隷になり下がって生きなければならない。

 映画を鑑賞すると、経験しないことを疑似体験できる。そして、いろんなことを考えさせてくれる。
 だから、面白い。これからも、たくさんの映画を観て、いろいろ考えて行きたいと思う。