女性登用の本当の意義とは・・・

 女性登用、ポジティブアクションなど、女性を社会の中で活かしていこうという動きは以前からあった。日本が、他の先進国から遅れ気味であることも報道されている。
 unizouの職場にも、女性はいる。
 その人たちを見ていると、大まかに言って二つの種類に分かれるという気がする。
 そして、unizouは、その二種類の女性の人たちが、求められている女性登用の意義と違う人たちのような気がするのである。ただし、これはunizouの職場だけのことかもしれないが、・・・。
 一つのタイプは、男に負けないように男のやり方そのままで、対抗意識を燃やし、時間に関係なく、飲み会に付き合うなど昔の男の仕事一筋タイプ。だから、女性らしさ?は、あまり感じない。(そういえば、学生の頃、「『・・・らしさ』って何?」っていう子がいた。)
 もう一つのタイプは、仕事に対するやる気も感じられず、そして仕事もできず、女性という武器を精いっぱいに発揮して、コンパニオンさながらの女性らしい?人達。

 unizouは、男性・女性という性差ではなく、個々の持つ感性を生かし、仕事に真摯に向き合うことが大事だと常々思っているので、こういうはっきりと分かれた女性を見ていると、何か寂しさを感じるのだ。
 また、そういう女性を認容している男性を見ると、所詮、都合の良い道具でしか女性を見ていないのだと感じてしまう。

 男性であれ、女性であれ、Aさんであれ、Bさんであれ、仕事に真摯に向き合っていれば、やらなきゃいけないことは一緒。
 また、仕事だけでなく、その人のプライベートや家族を大事にすることも一緒である。

 女性登用の本当の意義をしっかり認識していないと、女性を登用しながら男性を採用したのと変わらない職場になったり、男性にとって女性がいて便利なだけの職場になったりしてしまう。
 本当は、男性・女性という括りで考えるのでなく、その人の才能や感性で登用すべきなのだと思うのである。