コメダ珈琲店のフランチャイズシステム
日曜日朝に放送されているTBSの「がっちりマンデー」に、コメダ珈琲店の社長の駒場雅志さんが出演されていた。
内容は、
最近よく見るコメダ珈琲店!
朝から満席!急成長のヒミツは「いつもの」!?
というもの。
この番組を観て商売に大切だと思ったことは、一つ目はお客さんとの距離感、そして二つ目は本部(フランチャイザー)が儲け過ぎず、加盟社・加盟店(フランチャイジー)と共存共栄できること。
一つ目のお客さんとの距離感というのは、コメダ珈琲店の場合、マニュアルに頼らず、一人一人のお客様をきちんと対応している。だから、リピーターが多い。そして、お客様もお店を大事にしている。
二つ目のフランチャイザーとフランチャイジーの共存共栄については、ロイヤルティが固定制(1,500円、1席当/月額/税別)であること。
だから、頑張れば頑張るだけ、加盟店に利益が多くなる。
いつも思うことだが、商売は短期的なものではない。
大儲けして、豪邸に住んで豪遊しようなんて考えること自体が、商売の道から外れている。
長く商売を続けるためには、お客様に利益を還元すること、従業員に利益を還元すること、そして取引先に利益を還元することの3つが、本当に大事なのだと思う。
いつも思うことだけれど、お客様と最先端で接触している人たちは、時間と体を使い、数百円のものを売って、数円〜数十円の利益のために一生懸命働いている。
そういったお金が集まると、幹部社員は、訳のわからない財テクに走ったり、余分な経費に使ったりしてしまう。反省しないといけない。
そして、この番組を観て、コメダ珈琲店のビジネスモデルを是非導入してもらいたい業界が浮かんだ。
それは、コンビニ業界。
コンビニ業界にコメダ珈琲店のビジネスモデルを導入したら、どんなコンビニができるのかと興味が湧いた。
大手のコンビニ業界に宣戦布告する、気概のある人はいないのだろうか。