ドラッカー

 中小企業診断士の資格を取ろうと勉強し始めて、資格の取得には至っていないものの、「得したな」と思うことの一つに、ドラッカーという偉大な人を知ったことだ。


 「中小企業経営・政策」の中で、「イノベーションのための7つの機会」を学習する。
 しかし、それは、それほど頭に残って、日常的な思考の鍵となるようなものでもないが、なぜか、インターネットなどで「ドラッカー」というキーワードから得た情報により、ドラッカーの偉大さを知り、強く意識するようになった。


 今、ドラッカーの言葉で、座右の銘にしている言葉がある。
 

 学ぶことのできない資質、習得することができず、もともと持っていなければならない資質がある。他から得ることができず、どうしても自ら身につけていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである

 これまで、たくさんの上司や部下を見てきたが、真摯さが欠如している人がどれほどいたか知れない。
  本当は、才能が満ち溢れているのに、中途半端な結果で満足し、できることしかやらず、お客としっかり向き合うこともない。
 だから、やりがいも感じず、そんなものと諦めている。
 できる人に限って、そこそこの結果しか残せない。

 
 unizouが、いつも部下職員にいう言葉。
 最初からうまくできる人はいない。それで、諦めてはいけない。うまくなりたいと努力して、継続すればうまくなる。最初から器用にやる人は、のびしろがない。
 不器用でうまくいかない人でも、あきるほど継続すればうまくなる。のびしろもたくさんあり、継続していると最初器用にやっていた人よりうまくなる。


 実は、これまでの人生で、unizouが自分に言い聞かせてきた言葉。
 いや、そうしてきて、真摯さのない才能ある人より、結果を残してきたからの言葉でもある。


 だから、ドラッカーの言葉は、真実だと強く思うのである。