優秀な社員を辞めさせない16の方法

 優秀な社員を辞めさせない方法がネットで話題となっているそうだ。
 なかなか16個すべての方法を掲載しているサイトにたどりつけず、いくつか渡り歩いたところ、ようやく16個読むことができた(http://www.geekpage.jp/blog/?id=2007/11/28)。もともとは、「16 Ways to Keep Your Best Employees -- Without Breaking the Bank」という記事だそうで、自分の土地をより青く保つための「種」を16個紹介しているという。
 原文で読んでみたいところだが、楽をして要約されているもので読ませていただいたところ、ありがちなものから、ちょっと変わっているものまであり、なるほどと思えるものも多い。
 1企業文化を正しく伝える。
 2規律の範囲内で自由を与える
 3多様性を大事にする。
 4良き企業市民であること(コーポレートシティズンシップ)
 5正しく褒める
 6福利厚生で工夫
 7従業員のニーズは変化する
 8偉大な従業員は偉大なリーダーの下に集う
 9定期的な面接
 10最も仕事をしやすい環境を整える
 11仕事/プライベートのバランス
 12休暇をとるようにしつこく迫る
 13雇用主と従業員の間に信頼関係を
 14雑草を排除する
 15新人発掘
 16節毎に大切に思っている事を伝える
 当たり前のことかもしれないが、意外とやっていそうでなかなか実行に移していないのが、「正しく褒める」ということではないだろうか。
 社会に入ってから、自分には甘いけれど他人には厳しい人が多いと感じている。
 競争の中にあるせいか、他人の成功や成果を素直に認めてあげられないのだ。
 成功体験や達成感は、どんな些細なことでも人を成長させるものだと思う。もちろん、いつまでも過去の成功体験を自慢げに語り、その後あまり進歩が見られないようではいけないが。
 褒めるということは、相手を尊重することである。
 同僚、仲間、部下をまっすぐ見つめ、褒めてあげられる心を持ち続けたいと思う。