WILL

 自分の運命を受け入れることが、人にとってものすごく大事なことなのだとunizouは常々考えている。
 変に自分の運命に抗おうとしたり、否定しようとしたりすると、却ってもっと悪い運命に落とされていく。あり地獄のようにもがけばもがくほど、深みにはまって身動きが取れないようなものだと・・・。
 自分の運命をあるがままに受け入れ、どんな状況にあってもそこを出発点として歩き始めることが大切なのだと。
 といっても、何も為さず、何も考えずに生きるという意味ではない。
 中島美嘉さんの歌に「WILL」というのがある。秋元康さんが作詞しているのだが、ものすごく良い詩で、その歌を聴くたびにその「何も為さず、何も考えずに生きることという意味ではない生き方」というものを歌っていて、いつも自分の糧にしている。

詩の一部を紹介すると・・・


あれから 僕はいくつの
夢を見て来たのだろう
瞳を閉じて見る夢よりも
瞳を開きながら WOW WOW
あれから 僕は いくつの
自由を生きてきただろう
運命の支配じゃなくて
決めてたのは
僕の“WILL”
(中略)
記憶が星座のように
輝きながら 繋がる
バラバラに見えていたけど
今ならわかるよ WOW WOW
記憶が星座のように
ひとつになって教える
偶然のしわざじゃなくて
選んだのは
僕の“WILL”

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 「選んだのは僕のWILL」が運命となる。
 運命を恨んだり悲しんだり嘆いたりせず、神様からの試練として、また“僕のWILL”で生きていく。
 運命を恨んだり悲しんだり嘆いたりすれば、結果として運命に支配されていることになる。
 運命に支配されない生き方をすることが大事なのだと、そう日々思いながら生きている。
 とってもいい歌なので、皆さんにも是非“座右の歌”にしてもらえたらと思っている。