10円まんじゅう

 「10円まんじゅう」を知っているだろうか?
 実はunizou、以前から気になっていた。
 帰宅途中の駅構内に、その「10円まんじゅう」やは不定期に出店していて、行列していることも多く、遅くなると大概売り切れている。
 ようやく昨日24個入りを240円で買い求め、夕飯後に早速いただいた。
 これが10円とは思えないおいしさなのだ。
 生地はふっくら感が強く、黒糖あんが香ばしい。
 この「10円まんじゅう」の作り手は、2005年12月に台東区谷中にオープンした「福丸饅頭」、既に都内に4店舗を構えているそうだ(http://www.ntv.co.jp/burari/060401/info03.html)。
 調べてみると、福丸饅頭のほかにも「1個10円」のまんじゅうを売りにする店が首都圏で急増しているという。
 2005年2月に千葉県富里市にオープンした「和ふ庵」、同年夏には「きらら」が上篠崎(江戸川区)に出店。12月には先ほどの「福丸饅頭」のほか「江戸うさぎ」が西日暮里(荒川区)にそれぞれオープンし、各店舗あわせると、約50店を数えるといい、年内には200店規模に達しするとも言われる。
 Unizouにとってはものめずらしく感じた「10円まんじゅう」業界であるが、似たような店が増える現状に、既に危機感を覚える業界関係者もいるようだ。また、薄利多売のため、賃料の高い都心への出店は難しいという問題もある。
 黒糖饅頭以外の10円和菓子開発を経て、大福、草餅に進出している店もあると聞き、是非食べてみたくなった。
 たかが10円、されど10円を感じたおやつタイムであった。