風の坂道
最近車の中で良く聞いているCDは、小田和正さんの自己ベスト。
その中で特にお気に入りが、「風の坂道」と「伝えたいことがあるんだ」の2曲。
「伝えたいことがあるんだ」の次のフレーズ
こんなにせつなくなるほど人を好きになれるんだね
は、「本当にこんな気持になったことがあった・・・」と。
そして、もう一つの「風の坂道」は、小田さんがどういう意図で書いた詩か実際のところはわからないが、unizouなりの解釈をすると、次のような感じ。
誰のものでも 誰の為でもない
かけがえのないこの僕の人生
人を大切に思う気持ちは、本当は自分の人生を大切に思う気持から始まる。
こうしてこの時が続けばと願ってから
人生はやがて確かに終わると感じた
終わりがあるから、今という時を大切にすることができる
弱いから立ち向かえる 哀しいからやさしくなれる
自分の弱さから逃げず、自分の弱さを見つめられれば、強くなれる
哀しいと思う気持を持てれば、本当のやさしさを持つことができる
二人で生きる 夢破れても
二人立ち尽くしても 明日を迎える
いろんな事情で一緒にいられなくなっても 困難に立ち尽くすことになっても
明日をそれぞれが迎える
大事なことは それぞれに与えられた人生を大切にすること
そうすれば 相手を強く思うことができる その人の人生も大切に思うことができる
現代人は 喪失を非常に恐れている
しかし 喪失に耐えることで 本当に大切に思うもの 時 気持を持てる
自分の命を大切にすることは 人の命も大切にすること
自分の人生を大切にすることは 人の人生も大切にすること
この歌を最近良く耳にしながら そんなことを考えている