リーダーシップ論
リーダーシップがあるかと聞かれて、バッチリ備わっていると答えれる人は少ないだろう。
リーダーシップとは、対人影響力であるという考え方がある。
人に影響を与え、それが人を動かす力になるというのである。
対人影響力の種類には、
1報償パワー(ご褒美、インセンティブ等)、褒められたり、認められたりすることが人を動かすことにつながる。
2規制パワー(罰、ペナルティー)、しかることで叱られないよう人が動くことをいう。
叱るは自分の感情が優先する怒るとは異なり、相手の気持ちを優先して行われる。
3ポジションパワー(役職、立場)、俺のいうことが聞けないのかといわんばかりの、下手をするとパワハラにつながりかねないもの。
4専門パワー(専門知識、専門技術)
5人間パワー(人間性そのもの)
難しいのは、人間パワーを強化すること。
強化例として次のことが言えよう。
1自己理解力(強み・弱み)を高める。
2言動と行動の一致
3相手の立場に立てるかどうか
4協力と援助
5自分に課題を作る
6かつて自分がされて嫌だったことは行わない
対人影響力は一朝一夕にはつくまい。
常に意識することで、養っていきたいものである。