「成功するまでやること」by HIS澤田会長

 昨年の8月14日放送のテレビ東京カンブリア宮殿」に、「あくなき挑戦と突破力〜壁を破る快感〜」と題し、ゲストとしてエイチ・アイ・エス会長の澤田 秀雄(さわだ ひでお)さんが出演していた。
 澤田会長は、「海外格安航空券」を武器に旅行業界に殴り込みをかけて業界の再編にまで持ち込み、今では、海外旅行の取扱人数で、JTBを抜いて業界首位にたったエイチ・アイ・エスを率いている。
 放送内容は次のとおり。番組ホームページ【http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/060814.html

 「規制の壁があるところにこそ宝の山がある。」と澤田は言う。
 経済界の突破者、澤田。
 彼の「壁を突破する力」の源泉とは何なのだろうか?
エイチ・アイ・エスの現在のターゲットは、シニア層や20代から30代のお金を持った女性達。
 取扱人数だけでなく、金額面でもJTBを追い抜こうと攻勢をかける。
 澤田が今力を入れているのは“モンゴル”ツアー。
 番組では、モンゴルツアーに密着。そこで繰り広げられる澤田の戦略とは…。
 今なお、挑戦することをやめない澤田にビジネスへの向き合い方を聞く。
【今夜の一言】
 「一番大切なのは戦い抜く意志。本当に正しければいずれルール(規制)が変わる」

 この放送で一番心に残ったのが、司会の村上龍さんに「成功する秘訣は?」と問われたHISの澤田会長の「成功するまでやること」との回答だった。
 折しも、診断士の一次試験が明日とあさって行われる。
 十分に学習時間を確保した人もいれば、いろいろな事情からできなかった人もいるだろうと思う。
 しかしである。今年の試験に向けての状況はそうだったかもしれないが、それで止めては、澤田会長がおっしゃるように「成功などありえない」。成功というより、夢を達成することなどありえない。
 診断士に合格した方の中で、何度も何度も1次試験、2次試験を受験した方が大勢居る。
 そういう人達の方が、一度や2度で合格した人より、ずっと親近感が湧く。そして、そういう人達が、診断士という職業を高めているのだろうという気がする。
 先日、会社でこんなことがあった。
 ある問題で、経営法務で習う持分会社の知識が必要になった。
 unizouの会社は、直接診断士に関わる仕事をしているわけではないので、他の社員は会社法にそれほど詳しくない。
 ところが、unizouは診断士学習のお陰で、一通り持分会社のことについては知識を得ていたので、スムーズにそのことについての解決策が得られた。
 学習したことで役に立たないことは、一切ない。真剣に取り組めば、真剣に取り組むほど身につく。身につかなくても、記憶に残り、解決策を導くヒントになる。あるいは、解決の糸口になることだってありうる。
 毎日毎日、診断士になったつもりで、世間のいろんなことを見ていけば、自然と学習したことが身近になる。
 unizouも診断士になれるまで、何度もチャレンジしようと思う。
 皆さんも一緒に頑張りましょう!
 澤田会長のおっしゃる「成功するまでやること」をモットーにして・・・。