夏はラーメン

 夏になるとラーメンが食べたくなる。
 気がつけば、ここのところ、木曜の晩、金曜の昼、晩とラーメンを食べていた。
 なかでも最近のお気に入りは、高円寺が本場だそうだが、中野にあるラーメン店「味噌一」(http://www.misoichi.com/menu.html)。
 中野駅周辺は、「青葉」に、「山頭火」に、名店が多く、いつのまにやらラーメン激戦区化していた。
 店内は、黙々と働く職人2名。
 食券制だからこの人数で十分対応できる。
 食券機のとなりのテーブルには、味付け玉子、ゆで玉子、火吹メンマが置かれ、各20円以上のカンパで食べられるシステムになっているのがにくい。
 しかも、カンパの収益の一部は、社会福祉協議会に寄贈しているという。
 店内に掲げられた10か条からなる社訓を読みながら、ラーメンを待つ至福のひととき。
 Unizouは、細麺派(太麺と2種類から選べる)、味噌を「身礎」と考えるこだわりのスープは、白みそベースに数十種類の食材とスパイスを効かせた代物で、クリーミーで豊かな風味にあふれている。
 スープと一緒に煮込まれるキャベツ、人参、もやしやコーンなどの野菜達が美味。
 気付けば店内女性の一人客が多く、BGMにはジャズがかかっている。
 驚いたのは、HPを見たら、「味噌一」・「火吹」・「爆発」の3語は、商標登録されていたこと。
 既に都内に10店舗を展開、厳しいラーメン界では勝ち組といえるのではないだろうか。