二次試験とプロジェクト
先日、資格の学校の先生が、2次試験への対策をプロジェクト成功・失敗になぞらえて、解説していた。
プロジェクトが失敗する理由は、主に4つ。
①スケジュール・計画が不備(やればできる)
②要員の離脱(仕事が忙しくなる)
③要求の増大(対象知識を増やす)
④生産性の低下(不安、迷い)
⑤仕様の崩壊(領域・レベルの設定)
( )内は、2次試験合格プロジェクトとの関係で加えられたコメント。
①の場合、無理なスケジュールで詰めこみすぎると、「スケジュールがこなせなくなる=不合格」となってしまいがち。
②の場合、プロジェクトは複数人で取り組む場合が多いが、受験プロジェクトに望む要因は自分ひとり、予定外の仕事等が急に飛びこむなど、勉強に時間がとれなくなることもある。
③の場合、直前期、答練などで新たな知識が問われるとそれも覚えなければと焦って詰めこみがちとなり、枝葉の知識に終始してしまう。
④の場合、直前期、色々な迷いや不安にさいなまれ、それで勉強が手につかず、生産性を落としてしまう。
⑤の場合、受験プロジェクトにおいて、試験の出題範囲・領域等の誤って、対策を打ってしまう。
既にいくつか思い当たる節はある。修正できるものは対処しなければ…。