仕事と体調

unizouの隣のCグループの一番若い社員の姿をここのところ見かけず、夏風邪でもひいたかなと思っていた。
 それにしても隣のグループは、6月下旬から8月一杯が最繁忙期、unizou自身も、若い頃、その彼と同じ仕事をしていたことがあるが、風邪で熱があっても休ませてもらえないほどの忙しさで、37.5℃でも6時過ぎまで仕事をしていた記憶がある。
 そうこうしていると、どうやら仕事に参って体調を崩しているらしいとの噂を耳にした。
 そのため、彼の属する係は、その穴を埋めるべく、深夜まで仕事をしていて、という。
 別のAグループ長は、その噂を聞き、いくらなんでも朝方4時まで仕事させるなんて少しおかしいんじゃないかとつぶやいていた。
 しかし、そのAグループ長は自分の部下が、毎晩10時過ぎまで部下が仕事をしていることをきちんと把握していない。明らかに、若手の事務分掌にアンバラが生じているのにだ。Cグループの事務運営に文句を言えた立場じゃない。灯台元暗しとは正にことこと。
 unizou自身、残業を奨励するつもりはない。 
 しかし、unizouが若い彼の仕事をしていた頃、目の前の仕事量に押されて、追われるように残業していたというより、支社に属する支店の業務改善のため、どうしたら支店の仕事が効率的・効果的になるかを考えて、それを実績数値から検証してみたり、所属スタッフの人的性質から分析してみたりして、その思考過程が形になっていく面白さに夢中になっていたら、いつしか夜遅くなっていたのだ。
 やらされていると思う仕事ほどつまらないものはない。
 どんな性質の仕事であれ、そこにやりがいや自分らしさを見出して、能動的に取り組めたら、幸せなことない。
 そういうことを教えてくれるグループ長が減ってきているのだろうか。一日も早い復帰を祈っているのだが・・・。