モネ大回顧展

 4月7日の開幕以来、来場者数が60万人を突破し、皇太子ご夫妻も鑑賞されたモネ大回顧展(http://monet2007.cocolog-nifty.com/blog/)、unizouも先週の土曜日朝一番に足を運んだ。
 2007年1月、東京・六本木にオープンしたばかりの国立新美術館の、本展覧会はその開館を記念して企画さたもので、日本人に人気の高いクロード・モネ(1840―1926)の作品が国内外から100点近く集められている。
 7月2日までとあって、閉幕2週間前の土曜日、開館10分後に到着したにもかかわらず、既に入場まで10分待ち。
 本当に日本人はモネ好きだと実感する。
 入場口手前で、音声ガイドを借りる。
 最近、絵画鑑賞する際利用することが多い。
 モネが残した言葉や、制作エピソード、制作時の時代背景など、モネの人生をたどるような解説が理解を深める。
 小泉今日子さんの語りかけるような声色もなかなかよかった。
 残念だったのは会場内がものすごく混んでいて、「絵を近くで観たあとに少し離れた位置で見てください。光の差し込む方向がより一層はっきりします。」といったような趣旨のことをナレーションした後に実行したくとも、会場は芋洗い状態、試せなかったのだった。
 それでも、モネの描く光の世界(光の変化が色彩にどのようなニュアンスを与えるか)を2時間近くかけてゆっくり鑑賞し、鑑賞し終えた頃には時間はもうお昼に差し掛かっていた。
 そして、外には入場を待つ長蛇の列が・・・、既に待ち時間は40分を越えていた。
 早起きは三文の得気分で、大満足で会場を後にした。