18万5000分の1

 昨日の朝の通勤ラッシュ、大宮駅−さいたま新都心駅間で起きた架線の切断事故にunizouもどっぷりハマッてしまった。
 7時半前に自宅を出発し、会社に着いたのは10時15分過ぎ、かれこれ3時間弱もかかってしまった。
 運よくホームで止まった電車に乗り合わせていたため、電車の中に閉じ込められることはなく過ごせた。
 後で4時間も缶詰になっていた乗客がいたと聞き驚いた。
 始めは、さいたま新都心駅付近で「停電」が発生したとのアナウンス、続いて、「停止を知らせる赤信号により運転を見合わせています。」とのアナウンス。
 しばらくして、「線路に人が立ち入っている模様ですので、安全の確認が取れ次第運転を再開します。」だった。
 いったい、どこで何が起こっているのか。
 そして夜のニュースで、事の詳細を知る。
 さいたま新都心駅、大宮駅付近で停車した電車の中から乗客を最寄り駅に誘導している映像、雨の中、線路を黙々と歩く乗客。
 そう、線路に人が立ち入っていたのではなく、敢えてそういう措置を取って、能動的に線路を使っていたのだ。
 すべての乗客が最寄り駅へ到着するまで、安全確認など取れるはずもなく、当然、電車は止まったままだ。
 この事故で、運転再開は同日午後1時過ぎにずれ込み、都心に向かう通勤、通学客ら約18万5000人に影響が出たそうだ。最終的に162本が運休、43本が最大で約5時間半遅れ、駅間に6本の電車が立ち往生した(http://www.jreast.co.jp/apology/20070622_utsunomiya.html)。
 とんだ災難とはまさにこんなことを言うのだろう。
 皆様、お疲れ様でした。