部品+部品=製品
unizouがコーヒー好きであることについて、これまで何度かこのブログに書いたきた。
先日、愛用してきた東芝のコーヒーメーカーのポットを不注意で割ってしまった。
今や量販店で、基本的な機能だけなら、手ごろな値段で手に入るコーヒーメーカー。
新しい機種に買い換えようかという気が頭をよぎった。
でも、本体はまだ使えるわけだし、メーカーって、部品を製造してから10年間は保管するから、その間なら交換(有料)できると聞いたこともあるし。
ってなわけで、最寄りの量販店に品番を伝え、ポットを取り寄せてもらうことにした。
「メーカーに確認取れ次第、連絡します。」と待つこと数日間。
「入荷しました!」との一報を受け、早速引き取りに行ってきた。
代金は1480円。
買い換えるよりはお安く済んだだろう。
箱からnewポットを出してみる。
出してびっくり!その姿。
それはまるでビーカー。
取っ手がない。
説明書を読むと、取っ手は部品的には別。
部品「ビーカー」に部品「取っ手」を付けて初めてポットになるのだ。
残念ながら取っ手は、当の昔に割れたポットとともにゴミに出してしまっていてもうない。
こんなオチがあるとは、トホホな気分である。
もういっぺん、今度は取っ手を取り寄せなければ。
製造原価の計算ってこんな部品の集合体なのかもと妙に実感した出来事である。