正体は自レン機
最近地下鉄で見かけていた「ASTALA VISTA(アスタラビスタ)」と書かれた自動販売機、DVDレンタルという文字も見え、時折、前に人が立ち、何やら画面に向かって入力している。
その自販機みたいな箱の謎がようやく解けた(http://www.astalavista.jp/com/asv.html)。
それはDVD自動レンタル機、略して自レン機。
サービスを開始したのは昨年の夏だそうで、メトロの駅構内に設置され、事前又はその場でのユーザー登録ですぐにDVDがレンタルできるというもの。
通勤・通学途中の利用客を狙って、すでに30駅のメトロ駅構内に設置されているという。
常時100タイトルをラインアップし、映画、アニメ、海外TVドラマちとジャンルも豊富。料金も入会金や会費など不要で、レンタル料は350円/24時間。
便利な点は、返却は、「アスタラビスタ」なら、借りた駅と別の駅でもOK。
わざわざレンタルショップに行くことなく、毎日当然に通る通勤経路内ですべて済ませられるとはありがたい。
ビジネスホテルの中には、DVD再生機が設置されてところも少なくない。東京駅で借りて新幹線に乗り出張先で夜好きなDVD鑑賞なんて、なかなかの世界だ。
JR駅構内のecute(エキュート)をはじめ、最近の駅構内の有効活用には目を見張るものがあるが、また一つ、ニッチな市場に目をつけた企業が出現した。