「診断士試験なんて大っ嫌い!?」とマーフィーの法則

 502教室の管理人で、T○C講師及川勝永さん(資格の学校T○Cに通っている間、残念ながら講義を受講したことはない・・・)は、同友館から発行されているコンサルティングの論理・実務・情報月間誌の「企業診断」に「診断士試験なんて大っ嫌い!?」を寄稿されている。先週発売された5月号のテーマは、「妊婦のたくさん住む街」というものだった。
 内容は、「及川講師の奥様が妊娠中だったとき、奥様は周りに妊婦が多いように感じ、住んでいる街の出生率が上がったと思った。しかし、実際は、自分が妊婦を意識するようになったことで、そう感じるようになっただけ。例えば、診断士の勉強を始めると、やたらに電車の中で資格の勉強をしている人を見かけるように。診断士試験では、テキストを読むにしても、問題集を解くにしても、どれだけ「意識して勉強できるか」が大切。診断士試験に限らず、「目標は何でも紙に書いて貼っておくと実現する」と自己啓発書に書いてある。最初、まやかしのようなものだと感じたが、「意識する」ための一つのきっかけづくりで、目標を常に意識することができれば、目標達成に必要なことが見えてきて、それに向けて行動できるようになる。」といったものである。
 unizouも、実はこれを信じている。
 unizouが診断士という職業を知ったのは10年以上前のことで、「資格をとりたいなあ〜」と思ったのは長野支店に勤務していた平成13年頃。そして、具体的に「資格を取ろう」と思ったのは平成15年で、実際に資格の学校T○Cに通うなど行動したのは平成17年のことになる。
 なぜ、診断士になることを思い描き、具体的な行動を起こし、今でも続けているか。
 それは、平成13年のときに、「マーフィー努力嫌いの成功法」(三笠書房刊:J・マーフィー著 桑名一央訳、「マーフィー成功生活88の原則」(三笠書房刊:しまずこういち著)という本に出会ったことが大きい。
 その当時は、夢を実現するのは、特別な才能がある選ばれた人だけだと思っていた。
 しかし、野茂が大リーガーになり、多くの日本人がそれに続いた。
 また、あらゆる分野において、海外で活躍する日本人が多くなった。
 今までは、日本人には無理と思うようなことでさえも、そんな考えが一体なんだったのだろうと思うくらいの活躍である。
 そして、それは、きっと「彼らの夢を実現しよう!!!」という意識の強さの結果なのだろうと思うようになっていた。
 そんな時に、マーフィーの法則に出会ったのである。
 「マーフィーの法則」には、人間の意識には、顕在意識と潜在意識という二つの意識があり、潜在意識の使い方が、とても大切だと言われている。顕在意識は、腹式呼吸や深呼吸などに見られる直接的な意識であり、潜在意識は、呼吸などに見られる無意識のことである。
 「例えば、悲しい知らせを受けとると、元気が出て、顔色が良くなったりします。反対にうれしい知らせを受けとると、元気が出て、顔色が良くなったりします。このように、私たちの意識する心が、悲しんだり、喜んだりすると、それが無意識の心にもすぐに伝わるのです。そして、この無意識こそが潜在意識と呼ばれるもの・・・」だそうである。
 そして、この潜在意識こそが、人生におけるすべての問題と困難に打ち勝つことのできる見えない力であり、意識を潜在意識まで高めることが非常に大事だということなのである。

 潜在意識は、強制ということを嫌います。数学を嫌いな人が無理やり数学を勉強しても成績があまりよくならないのに対して、潜在意識に数学を勉強する「楽しみ」を刻印した人は、周囲の者が見ると、徹夜で強制的に勉強しているように見えますが、本人は楽しくて勉強しているのですから、驚くほど良い成績を取れるようになるのと同じことです。
「マーフィー成功生活88の原則」(三笠書房刊:しまずこういち著)

 この本をきっかけにして、二つのことを潜在意識まで高めたいと思った。
 一つは診断士になること。そして、もう一つは、日常英会話ができるようになること。
 そのお陰で、夢は実現していないものの、両方とも勉強することは苦にならなくなった。
 そして、マーフィーの法則をベースにしてもう一つ大事なことは、先日ブログで書いたHISの澤田社長がテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演した際に言っていた「成功するまでやめないこと」に尽きると思っている。