浜崎あゆみさんの「Who….」と「walking proud」

 嫌なことや、辛いことは誰にでもあると思う。
 unizouは、これまでの人生で、どんな仕事に就いても、その仕事を嫌だと思ったことはなかった。いろんなバリエーションの仕事をしてきたが、それぞれ一生懸命やって、充実していた。
 ところが、仕事以外のことでは、結構辛いこともあった。
 特に、数年前の職場の雰囲気は非常に嫌で、辛かった。
 原因は、その部署のトップの管理職氏の存在だった。
 その管理職氏は仕事では優秀な人だったが、人間味のない人だった。
 どこに人間味を感じなかったのかというと、今思えば、社員の会社に来ている姿しか見ようとしなかった点だったように思う。
 unizouがいつも考えていることは、人間は、男性であれば、男であり、父親であり、子であったりする。女性であるならば、女であり、母親であり、子であったりする。会社に来て、仕事をしているときの顔が全てではない。
 だから、実際はいろんなものを背負いながら会社に来て、そして仕事をしている。
 仕事を終えれば、それぞれの顔に戻る必要がある。
 しかし、管理職氏はそれを認めていないように思えた。
 あるとき、管理職氏は部長から帰りに飲みに誘われた。管理職氏の補佐が残っていたので、一緒に飲みに行くように命じ、管理職氏の補佐が手間取っていると、「これがお前の仕事だろ!!!」と付け加えた。
 また、管理職氏は、管理職ながら、何でも自分でやりたがり、残業も7時頃までしていた。
 ところが、毎日、管理職氏が7時頃になって帰り支度をするや否や、周りの同僚の机の上は既にまっさらになっていた。
 そして、「夕飯でも食べますか?軽く飲みながら・・・」と、誘って帰った。まるで、「金魚の糞」のようだった。
 その当時、unizouは毎日毎日12時近くまで仕事をしなければ終わらない仕事を任されていた。だから、当然、一緒に帰れるはずはなかった。
 残されたのは、unizouと部下(優秀な女性社員)、そして、数人といったところだった。
 そのため、仕事のことを気にせずに、気楽に飲みにいく人達に嫌悪感を覚えつつ、自分は仕事を終えなければいけないと思っているだけなのに、なぜか自分が協調性のない人間のように思えてしまうことも嫌だった。
 浜崎あゆみさんのコンサートに毎年出かけていることを、以前ブログで取り上げたが、そんなときに聞いたのが、浜崎あゆみさんの「Who….」http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/246497/Y013625と「walking proudhttp://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/246497/Y023297である。
 「Who….」は、「辛いときに支え、喜びを分かち合える人がいて、その人から本当のやさしさや強さを教わった」といった歌である。
 「walking proud」は、「愚かな自分を守るために嘘を重ね、身動きが取れなくなる。現実から逃げ、痛みからも逃げ、今はこんなだけど、いつかは理想どおりの自分になると言い訳して、目が覚める。そして、出来ることは、今を生きぬく、君の背を生きる道しるべにして歩く」という歌である。
 そして、この二つの歌のとおり、そのときunizouをしっかり支えてくれ、今でもその背を道しるべにしている人ができた。
 診断士の試験を受検する皆さんも、弱気になって嘘を重ね、いつか理想の自分になると言い訳して、現実から逃げ痛みからも逃げて過ごすことがあるかもしれない。
 でも、誰にでも、きっと、支えてくれる人がいるように思う。
 一度、この二曲を聴きながら、周囲を見渡してみてはどうだろうか・・・。
 生きる道しるべになる「君の背」も、支えてくれている人も見えてくるのでは・・・と思う。