unizouの健康診断

 先日の健康診断で、コレステロール値が高かったunizou。
 健康診断表の総コレステロール値、HDLコレステロール値、LDLコレステロール値のいずれも、標準値の幅を上回り、数値が要注意の赤書表示。中性脂肪は、標準のほぼ中庸値であった。 
 産業医からのコメントには、「卵黄・脂肪の多い肉・乳製品等を控え、食物繊維を多く摂りましょう。」と書かれていたが、再検査には至らず経過観察ということになった。
 一方、標準値を少しだが下回っての赤書表示となった項目もあった、それは総蛋白。
 いずれにせよ、気をつけなくてはいけないことは事実。
 せっかくなので、どんな弊害があるか、この機会に調べてみた。
 まず、下回っていた総蛋白から。
 総蛋白は、血清の中の蛋白の総称で、肝臓で合成、腎臓でろ過が十分になされないと低下し、低い場合は、吸収不良症候群、タンパク漏出性胃腸症、ネフローゼ症候群などの恐れがあるそうだが、一口に蛋白といっても100種類近くもあるため、総蛋白の数値だけでは病気の特定まではできず、そのために、より詳細な項目が用意されているそうだ。総蛋白以外は標準値以内なのでさほど心配は不要か。
 問題なのは、コレステロール
 総コレステロールは、肝臓で作られて血管の強化維持には必要、またホルモンや消化酵素の胆汁酸の原料にもなる。中性脂肪は、食物摂取後に小腸で吸収されてから血液の中に入り、エネルギー源として使用される。脂質の数値が高いと、血管内の壁にコレステロールが沈着してしまい、動脈硬化の原因となる。
 でも、ほっとしたのは、HDLコレステロール。これは、マスコミなどで言われている「善玉コレステロール」のことだった。末端組織の余ったコレステロールを肝臓に戻す役目をし、かつ血管の壁にへばりついた、動脈硬化の原因にもなる脂肪(LDLコレステロール)を除去する働きもあるという。
 となると、反対にLDLコレステロールは「悪玉コレステロール」ということになる。
 そういえば、父方の祖母も、母方の祖母も心臓の血管が詰まりがちだった。遺伝というよりも生活習慣が似ているから、将来同じような病気を患うかもしれないな。
 今から、十分に気をつけなきゃ。来年の今ごろは全て標準値以内におさまっていることを目標にして。