仕事

 昨日は、総勢30名近いわが部署での月1度の定例会(飲み会)。
 部署での打合せの日の夜に開催している。
 働き盛りの中堅、初々しい新人、そして、場を盛り上げてくれる経験豊富な諸先輩とバラエティーに富んでいるメンバー。
 その人たちを引っ張る立場のunizouが生真面目な打合せと挨拶しかできないので、非常にありがたい。
 大いに盛り上がって、締めに近いころ、今年入ってきたばかりの新人のN君が隣の席に。
 彼は、朝早くから、前日やったことや教わったことをノートに書いて復習するほど、熱心な態度で毎日を過ごしている。
 そんな彼との会話。
unizou:「会社の仕事を覚えることも大事だけど、会社での仕事のことだけでなく、もっと広く勉強したり、付き合ったりするほうが良いよ。もっと広く世の中を見てね。」
N君:「今、毎日が楽しくて仕方ないんです。1回教わったことは、二度と聞かないつもりで、毎日復習しています。」
unizou:「それは、大事なことだよ。今後も続けてね。でも、会社のことだけしか頭にないと、世の中の流れに柔軟に対応できないし、人生は仕事だけじゃない部分もあるから、ライフプランも大事だよ。」
N君:「僕、辞める気は全然ありません。」
unizou:「そういうことじゃなくて・・・、ライフプランで習ったんだけど、4つの異が大切なんだよ。つまり、異業種、異国人、・・・何だっけ?」
 家に帰ってきてから、以前ブログに書いたことを思い出す。
 「異業種、異国人、異世代、・・・異性。そうだ一番大事な異性。すっかり忘れてた?」
 ライフプランの研修で「自分のスキルをアップし、柔軟な思考を持ち続けるためには、是非、4つの異の人達とお付き合いをなさい!」と、講師が言っておられた。
 仕事とは、一体何なのか?
 今回の件をきっかけに考えてみた。というより、以前読んだ中谷彰宏氏の本の一節を思い出し、紐解いてみる。
 unizouにとっては、それが一番しっくりするので紹介する。

 これから君はいろんな仕事をやらされる。好きな仕事もあれば、つまらない仕事もいっぱいある。地味な仕事もいっぱいある。
そんな中で、何のために働くのかというと、それは自分を磨くためです。自分を向上させるために働く。仕事をするために自分を磨くのではないのです。これを間違えてはいけない。
 大学に入るのに勉強するのではないのと同じです。
 仕事ができるような人間になるために自分を磨くのではない。自分を磨くために仕事があるのです。
 つまらない仕事も面白い仕事も、あらゆる仕事が自分を磨くためにある。だから、仕事が面白い、面白くないではないのです。
 仕事は手段です。最終的な目標は、より高いところを目指して自分を磨かなければいけないという高い志を持ちましょう。

 「入社3年目までに勝負がつく77の法則」【PHP文庫】
 皆さんいかが考えますか?