プライバシーマーク

 最近朝の目覚めが悪く、思うように朝勉強が進まないのを気にかけていたところ、TVから、自分の熱で雪を解かして芽をだす力強いにんにくの芽の画像とともに「やずややずやの雪待ちにんにく卵黄」CMが映し出されてきた。
 さらに今朝の新聞の折りこみチラシには、通販で購入可能との雪待ちにんにくのチラシが…。これは試してみるしかないと、早速サンプルを申しこんでみた。応募ハガキを切りとっていると、何やら始めて見るマークに気がついた。
 そのマークは、既に学習済みのトレードマークでも、サービスマークでも、ブランドマークでもなく、プライバシーマークというものだ。
 断り書きを読むと、「やずやは通信販売会社では数少ないプライバシーマーク取得企業です。収集させていただいくお客様情報は、プライバシーマーク制度に基づき、安全に管理いたします。また勧誘のお電話は一切いたしませんのでご安心くださいませ。」とある。
 マークはプライバシーのPを○で囲んだようなデザインで、下に取得番号らしき数字A560004(01)が記載されている。
 早速プライバシーマーク制度とやらを調べてみる。
 財団法人日本情報処理開発協会http://www.jipdec.jp/)が、個人情報の取扱いを適切に行っている民間事業者に対して、 “プライバシーマーク”の使用を認める制度で、平成10年4月1日から運用が開始され、今日現在、認定業者は、4,305社に上る。
 認定業者、中止業者及び取消し業者は、検索可能で、株式会社やずやが登録されているのも確認できた(http://privacymark.jp/list/kana/list_ya.html)。
 毎日のように個人情報流出のニュースが聞こえ、情報セキュリティの重要で叫ばれる昨今、KDDIのお客様情報流出が報じられたのは、記憶に新しいところである(http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0613/)。
 ISO140000シリーズ同様、プライバシーマークは、取得も一定の要件が必要だが、更新し続けることが大切だ。取得時には現地審査、取得後も実態調査もあるようだ。
 企業姿勢を消費者にアピールするには、良い制度だと思う。消費者の一人として、一つ勉強になった。