衝撃の新刊本紹介

 新聞の下段によく週刊誌の見出し広告や新刊本の紹介広告が出ている。
 今日も、「週間女性」や「FRASH(フラッシュ)」の見出し広告に目は引かれたものの、ずば抜けて驚き、目を奪われた新刊本の紹介記事が掲載されていた。
 その本の名は、「末期ガンになったIT社長からの手紙」、著者は、㈱NCI代表取締役社長藤田憲一氏だ(http://www.nci-j.com/)。
 本を紹介する見出しは、「35歳で余命3ヶ月―。」大手ポータルサイトなどを手掛けた若手社長として充実した日々を過ごしていた著者は、ある日ガンの告知を受ける。手術をするが、再発。スキルス胃ガンだとわかる。奇しくもその日は、ライブドア堀江貴文社長が逮捕された日だった。
 何でだかは分からないが、衝撃を受けた。帰宅後、すぐに藤田氏について調べてみる。
 すると、藤田氏が自分のビジネス展開に絡めて、2本のブログを書いていることが分かった。同時に、藤田氏が今もなお病気を戦っていることも分かった(①http://ameblo.jp/fujita1/(仕事編)、②http://yaplog.jp/kfujita/(プライベート編))。
 中で、藤田氏は、こう語っている。
 「2006年1月23日に3ヶ月の余命宣告を受けて既にメーターを振り切りましたがしぶとく生きています。」「私は今、大腸が狭窄していて、いつ食事が取れなくなるかわからないと医師に宣告されています。なので、毎食毎食が「一食入魂!」毎日が最後の晩餐のつもりで食事に挑んでいるのです。」
 この2本のブログも、彼の「人生最後の事業計画(ネットとメディアの融合)」の一部なのだそうだ。
 もしも、自分の余命があと3ヶ月と医師に宣告されたら、どうするだろうか?何ができるだろうか?何だか、いてもたってもいられない気持ちになった。