景品表示法(共同懸賞)と禍福はあざなえる縄の如し

 経営法務の講義も終わって、診断士の受験科目すべての講義が終了した。
 今、まさに臨戦態勢という感じである。
 一次試験の申込みも、昼休みにポストに手を合わせながら、投函した。
 (ポストは神社仏閣ではないので、誰か見ていたらきっと奇異に映っただろう?)
 診断士講座の最後の経営法務の講義、それも、まさに最後の最後になるが「景品表示法」を学習し、ふと、高校時代のハプニングを思い出した。
 2005/10/11付ブログ「40万円、指輪なら高い?宣伝費なら安い?」に、「やじうまワイド」のプレゼントコーナーで、幸運にもダイヤのペンダント、30〜40万円相当の豪華賞品が当たったことを書いたのだが、実はunizouには、もう一つ(?)ラッキーなハプニングがあったことを思い出した。
 それは、高校時代の、いつもその頃一緒に遊んでいた同じクラスのY君とS君と一緒に帰ったときのこと。
 Y君が、「駅ビルの中で買い物をするので、一緒に付き合って」と言うので、一緒に付き合って歩いていた。Y君が結構な買い物をしたので、歳末商戦だったのか?記憶は薄れているが、Y君が抽選券をもらって、「一緒に付き合ってくれて悪いから」と、unizouとS君にも分けてくれたのだ。
 診断士の講義風に言えば、いわゆる「共同懸賞」(ショッピングセンター内の複数店舗が共同で行う、○円以上の購入者を対象にくじ引きを行うような方式。)で、取引価格は金額に関わらず、景品の最高額は30万円、景品額の総額制限は売上予定額の3%ということか。
 その時の商品は、1等はハワイ旅行(・・・?)、2等は伊勢志摩旅行・・・。
 Y君も当たる訳がないと思って軽い気持で渡してくれたのだろう?
 もちろん、もらった側のS君もunizouも、同じ気持だった。
 ところが、当のY君が木製ガラポン福引〔ガラガラ〕福引抽選機(というらしい。今日始めて知った。「ガラガラ くじ」でインターネットを検索したら、京都の株式会社エルシー企画 抽選用品.com  http://www.e-tonya.jp/chusen/garapon/chusenmenu3.htmlにでていた。)を回してはずれ、続いてS君が回してはずれ、そして、いよいよunizouの番に・・・。
 無心(まさにふさわしい言葉かもしれない?)に、木製ガラポン福引を回す。
 ・・・と。(ガラポン福引といえば)鈴が、フロアー中に鳴り響いたのだ。
 「おめでとうございます・・・」というスタッフの人たちの声と、周りのお客さんのどよめきの中で、何が何だかわからない状況で立っていたのだが、2等の伊勢志摩旅行が当たってしまったのだ。駅ビルの事務所に連れて行かれて、旅行の手配の説明を受けた。
 それからしばらくして正気に戻ると、何だかY君に申し訳ないような気がして、「返そうか?」と伝えたが、「unizouが当たったのだから、いいよ」と・・・。
 結局、高校生のunizouには、伊勢志摩旅行は、ちとふさわしくなく、uniママが喜んで行った。
 こうやって人生を振り返ってみると、意外といいこともあった?ということかもしれない。
 unizouの好きな言葉に、「禍福はあざなえる縄の如し」という言葉があるが、人生を地道に、浮かれすぎず沈みすぎず、感謝の気持で黙々と、淡々と、過ごしていくのがいいのかも知れないと、今さらながら思ってしまった。
 「やじうまワイド」のプレゼントコーナーで、幸運にもダイヤのペンダントをくれたのが、吉沢アナ。
 実は、Y君とは、吉沢君。
 幸運の女神ならぬ吉沢君。今まで、ずっと気が付かなかった・・・?
 診断士の試験の時には、できれば、吉沢さんが隣に座ってくれたら・・・?と、今から、神頼み・・・したい気分になってきた・・・。