黄金週間と診断士への道

 今日から黄金週間。
 今年は、5月1日と2日を休めば、9連休できる。
 今年の黄金週間で企業が実施する連続休暇の実施予定状況は、昨年より0.8日増えた5.9 日(平均日数)になると、厚生労働省が調査している。
 【http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/04/h0413-1.html#1
 調査は全国の企業1330社を対象に実施され、1212社(製造業594、非製造業618)が回答しているが、5月1日と2日の両日を休みにする企業は、24.4%。特に製造業では、38.7%に上っている。
 連休の最も多いパターンは製造業では9日(31.4%)、非製造業では5日(59.0%)であり、製造業の9日については、99.4%が「連続した」連続休暇となっている。「連続した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は、255に上っており、連続休暇一斉実施予定事業場の23.7%を占めている。(連休が前年より増えた理由について9割以上の企業が「暦の関係によるもの」ということである。
 厚生労働省の調査結果のとおりなのか、成田空港は、今日が出国ラッシュのピーク。一日で約51,000人あまりが出国するという。今年の黄金週間中に海外旅行に行く人の数は、旅行業界最大手のJTBの調査によると、前の年と比べて3.9%アップのおよそ56万5000人に上り、最も旅行客の多かった2000年を上回る過去最多となる見通しという。
 確かに黄金週間というだけあって、3日からでも5日間の連休となる。
 企業の多くが、きっと最低でも5日間は取れるのだろう。
 しかし、unizouの興味は、海外旅行へ行く人たちの職業である。
 そして、どんな企業に勤める人なのかについてである。
 海外旅行に行く人が多くなったと昔から騒がれているが、本当は庶民にはまだ手が届かない?というのが現状ではないのだろうか。
 もう少し詳しく実態を調査してもらえればいいのに・・・。
 成田空港で調査をしたら、大企業の社員と公務員の家族しかいなかったなんてことにならないかしら・・・。
 世の中の多くの人は、身近な観光地に繰り出し、家族とささやかに楽しんでいるのが実態かもしれない。
 今年は、診断士の資格を取得するために、「テストで50%以内に入っていない人は、死ぬ気でがんばってください!!!」と講師に言われた腹いせか、暦どおりにしか休めないことからか、他人の黄金週間がばかに気になる。
 それにしても、厚生労働省の統計、厚生関係と労働関係と、幅広くて面白い。
 中小企業診断士になるには、経済産業省に大分お世話になるが、コンサルタントをする上で企業の実態を知るには、厚生労働省からの情報も大きな武器になるかもしれない。
 まあ、先のことと人のことはともかくとして、机に向かって、死ぬ気でがんばろう・・・。