ブログの定義

 今週から7科目中、6科目目の「経営情報システム」に突入した。
 「経営情報システム」では、その名のとおり「情報技術」、「情報処理」を中心に勉強する。
 この科目は、実務で情報システム構築などに携わっているなら得意科目としやすいが、これまで、一度も「情報技術」について携わったことのない人にとっては、アレルギーを起こしてしまうやもしれない科目らしい。
 驚いたのは、「ブログ」という言葉が定義されて登場したこと。
 情報システムが実社会においてどのように活用されているかという単元において、代表的なものとして「eラーニング」、「eマーケットプレイス」、「地理情報システム(GIS)」そして「CMS(Contents Management System)」が取り上げられていた。
 「eラーニング」は、インターネットや社内ネットワーク(LAN)などを利用して教育サービスを提供すること。
 「eマーケットプレイス」は、インターネット上の仮想的な取引所のこと。
 「地理情報システム(GIS)」は、地理的位置を手がかりに、位置を関する情報をもったデータを総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする情報システム、カーナビはCISの応用例の一つ。
 「CMS」は、Webのデザイン、レイアウト、テキスト、画像などのコンテンツ情報のすべてを管理し、これらを編集したり、HTML情報として表示することのできるコンテンツ管理システムのこと、代表的なものに、ブログやWikiがある。
 そう、「CMS」の代表として、ブログが登場する。
 ブログとは、「ウェブログ(web-log」を略した言葉で「Web上に残される記録」のこと、具体的には、時系列で並べられた記事とそれに関するコメントが定期的に更新されるようなサイトのことであると定義されていた。でも、厳密な定義はないという。
 ブログの中には、高度な社会問題などを扱ったものから、興味のあるニュースに独自の論評を加えるもの、個人的な日記やエッセイなど様々なテーマ、内容のものがある。
 unizouのブログは、個人的な日記ってことになるのかな。
 情報発信者(通常は個人)が意見表明することが主たる目的である点が、複数者間の意見交換を目的とするBBS(電子掲示板)と異なる。
 一方、Wikiは、アクセス制限をしない限りWebブラウザ上から誰でもWebサイト上のページを自由に更新したり、新しいページ作成したりすることのできる仕組みである。
 unizouのブログでも時々引用しているフリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』は、Wikiの利用例。ウィキペディアのメインページにはこうある。
 「ウィキペディアは自由にご利用頂ける百科事典です。現在、ウィキペディア日本語版には約197,860本の記事があります。基本方針に賛同して頂けるなら、どなたでも記事を投稿したり編集したりすることが出来ます。」
 診断士試験のために、ブログについて学習し、まさか定義を覚えるハメになるとはなぁ…、いささか感慨深いものがある。