心理テスト

 朝から風の強い1日だった。
 夕方、だいぶ凪いできた頃、ようやく図書館に出掛けた。
 以前は、返却期限を過ぎると、図書館から催促の電話がきたものだが、最近、それは催促メールに変わった。
 催促メールは、期限を徒過すると自動的・機械的に発信されるため、毎日のようにメールが届き、嫌気がする。催促の効果としてはなかなかの威力だ。
 図書館への道すがら、漂う香りにつられて、庭先にふと眼をやると、梅がほぼ満開を迎えていることに気付く。
 ここのところ、慌しく、時間に追い立てられるような毎日だったので、花を愛でるひとときにやすらぎを感じた。
 自分の心理状況を試してみようと手にした、いとうやまね著の「不思議な不思議な心理テスト」(王様文庫)に早速チャレンジ。
 森の入り口で…、あなたは今、森の入り口に立っています。目の前には深い森が広がっています。
 Q1 森の大きさはどのくらいですか?
  ①とても大きくて、一度入ると戻れない。②大きいけれど戻れる。③見た目よりも小さくて、すぐ戻れる。
 Q2 今の天気はどんなですか?
 Q3 ふと見るとあなたのほかにも森に入っていく人がいます。あなたの知り合いのようです。それはだれですか?
 unizouの答えは、A1…①、A2…曇り、A3…顔見知り程度、あまりよくは知らない人、これが示す心理状態とは?
 何でも森が意味するのは深層心理世界だそうで、まず盛りの広さは、心の深さ、悩みの大きさを示すのだと言う。
 まず、Q1で①を選んだ人は、深く物事を考えすぎるタイプ、②を選んだ人は、安全が確保されている道しか進まないタイプ、③を選んだ人は、何においても深みがないタイプだそうだ。
 次に、Q2で、天気が示すのは、今の気分そのもの。
 最後に、Q3で、森に入っていく人、それは心情的にあなたと似ている人、同じような悩みを抱えている人を示すという。普段から気になる人、共通するものを感じる人など、場合によってはライバルということもある。
 今週は、仕事面で解明に手間を要する案件に当たったこともあり、なかなか勉強に時間を割けず、そんな中で、答案練習に挑戦ということで、毎日気持ちが重かった。
 Q3はそんな気持ちを象徴するかのようだ。不特定多数のライバルがイメージされたのかもしれない。
 こんな気持ちからの抜け出すのは、簡単!机に向かえばよい。昼間からやりかけていた復習を帰宅後すぐに再開した。
だいぶ心が軽くなった。