浜崎あゆみコンサート

 今日から、浜崎あゆみのコンサート「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2006 A 〜(miss)understood〜」がさいたまスーパーアリーナを皮切りに始まった。
 unizouは“彼女のことを余り詳しいことを知らない”隠れファンなのだが、会場に足を運ぶのは今年で3年連続となる。
 彼女がデビューした当時は、失礼な話だが“ただのアイドル?”と気にもかけなかった。“あゆ語”や話し方にも、どうしても付いていけないと頭から思い込んでいたのである。
 しかし、“Trust”を聞いて、かなり見方が変わり、また、アイドルでなくアーティストとして生きている人なのだと思うようになってからは、歌唱力や楽曲に惹かれ、特に、歌詞は、繊細なものを持っていると日常的に聴くようになった。
 歌はメロディーも大事だが、永遠にその人の心に残る曲をつくるなら、歌詞の良さが心に響かないといけないとunizouは思っている。
 一時の流行の歌は、「そんな歌があったな」と思われても、人それぞれの人生とコラボレーションすることはないのである。
 「あの時あんなことがあったな」と思い起こすときに、偶然かもしれないが、「あの曲に勇気付けられたな・・・。考えさせられたな・・・。」という、詩と人生が重なり合う曲が必ず一つか二つあると思っている。
 彼女のいろんな曲を聴いたが、ほとんどの曲がそういうものを持ち合わせている。
 そんなことで、毎年一度は会場に足を運んでいるのである。
 でも、unizouにはコンサートでどうしても満足できないことがある。
 彼女のコンサートだけではないが、大きな会場のせいか、音響に満足できないのである。
 毎年、段々に前の席になって、彼女に近づき見やすい席になっているのだが(それでも、彼女の表情まで見るのは難しい・・・。)、音響だけはあまりよくならない。
 せっかくの彼女のすばらしい歌詞が、耳に届かないのである。
 彼女の歌を知らないで誰かに連れられて来た人がいたら、そのことで彼女のファンにはならずに、もう二度と足を運んでくれなくなってしまうのではないかと心配なほどである。
 スタッフの皆さんには、どうか会場の隅々まで彼女の声が通るようにしていただければと思う。
 彼女の表情が見えないのは残念だが、彼女の生の声と雰囲気を味わえれば、それ十分満足なコンサートになると思うのだが・・・。
 unizouの好きな曲でお薦めなのは、“Trust”“Seasons” “No way to say” “Voyage” “fairyland”“HEAVEN”“Who...”など・・・。機会があったら、聞いてみて欲しい。
 数年前に上司にも同僚にも恵まれずにいたとき、一緒に寄り添ってくれた人がいて救われたことがあった。その当時のことを“Who...”という歌を聞くと思い出す。
 彼女のコンサートが成功し、来年に向けてすばらしい歌を作り続けて欲しいと願っている。