荒川選手「金」メダル!

 日本中、荒川静香選手の「金」メダルで祝福モードな1日だった。
 unizouも、今日ばかりは、いつもの朝勉強というより、女子フィギアスケートのフリー見たさに早起きをしたというのが本音。
 荒川選手の堂々としたスケーティングは、見るもの皆を魅了した。
 五輪という大舞台で、ああ言った滑りができるというのは本当に素晴らしい。
 皆この日のフリー4分間、おとといのショートプログラムと合わせても8分弱という氷上の戦いのために、何百、何千という時間をかけ、練習し、自分を追い込んで仕上げてくる。
 トップ選手となれば、その努力の過程に大差はないだろう。
 しかし、残酷ながら順位は決まる。
 今晩スポーツニュースで祝福を受けていた荒川選手。
 勝因は?という質問に、
「いまだに信じられません。まさかメダルが取れるとは思っていませんでした。今回のオリンピックは精いっぱい楽しめればいいと思っていたので、ただビックリです。パーソナルベストを2年ぶりに更新しましたし。一つミスがあったんですけど、今回楽しく滑ることができたので、それがすごく良かった。オリンピックの雰囲気を味わえればいいと思って入ってきて、結構冷静にショートプログラムから臨むことができました。自分の演技ができればいいと、それだけ思っていました。まだ信じられなくて、日が経つにつれて実感が出てくると思います(sportsnavi)。」
 もう1人忘れてはならないのが、村主章枝選手。
 個人的には、村主選手のスケーティングの方が心打たれた。
 日本人選手で彼女ほど芸術的表現力を有している者はいない。
 指先から足先に至るまで気持ちがこもっていて、unizou的に言うなら、それは琴線に触れるようなスケーティングだ。
 残念ながら、現在の新採点システムだと、村主選手はなかなか点が伸びにくいという。
 勝つためには、新採点システムに選手の方が合わせていかなければならないとも。
 これまでの努力を余すところなく本番で発揮した両選手。
 これから本番を目指すunizouは、おおいに刺激を受けた。