Coffeeブレイク3 

 unizouは、コーヒーが大好きだ(11/7、11/11参照)。
 ここ数年のお気に入りは、ベトナムコーヒー、Trung Nguyen社(チュングエン社)の「ロブスタ・アラビカ」(http://www.trungnguyencafe.com)、べトナムはホーチミンを旅行したときに、初めてベトナムコーヒーを飲んでから、すっかりハマってしまった。
 しかも、うれしいことに石鍋シェフプロデュースのお店「ヴェトナム・アリス新宿店(http://www.queen-alice.com/)」でTrung Nguyen社のコーヒー豆が手軽に買えることが分かり、その後も定期的に買い求めては楽しんでいる。 
 先日、献血に行った際(12/6参照)、目にしたポスターに書かれていたエッセーがとても気に入って、思わず書きとめた。
 ベトナムコーヒーを飲んだときの光景を髣髴させられる。

柊笙子
 アジアンスウィーツがブームをなす前のこと。
 ある雑貨屋の棚で、柊はヴェトナムコーヒーのフィルターに出会いました。
 手の掌に載せると頼りないほどの軽さ、ちょっと強く握り締めるとグシャットつぶれそうなアルミ製の安っぽいつくりなのに、可愛いフォルム。
 ままごとの道具を思わせる、どこか懐かしい雰囲気を漂わせていて・・・。
 お店の人に使い方を教わって帰り、家でさっそく味わったことのないヴェトナムコーヒーに挑戦してみました。
 グラスにコンデンスミルクを注ぎ、フィルターコーヒーの粉、中蓋をセットしていくうちに気分はもうヴェトナムの町の中。
 緑と光が溢れ、風が通り抜ける空間が印象的だった映画「青いパパイヤの香り」以来、ヴェトナムは憧れの地の一つなのです。
 苦味のある濃い目のコーヒーとコンデンスミルクが混ざった味はふだんコーヒーに甘味をつけない柊には、新鮮なおいしさに思えました。
 ときどきフィルターをセットしては、コーヒーがぽとぽとと落ちる様子を眺めて楽しみます。
 ヴェトナムは世界第二位のコーヒー豆生産国だとか。ただし、インスタントやアイス用に良く使われるロブスター種らしいけど。
 もし自宅でヴェトナムコーヒーを淹れようと興味のある方には、深煎りの豆がおすすめです。
 できれば、グラスは、厚手の透明なものを、かき混ぜる前のコーヒーとミルクの黒と白の層が綺麗ですよ。
 「ヴェトナムコーヒーで、旅人気分。」

 unizouは、いつもベトナムコーヒーもコーヒーメーカーで落としている。
 アルミ製のベトナムコーヒーのフィルターも持っているのだが、気が短いせいか、しょっちゅうふたを開けてはお湯の落ち具合を覗いたりしてしまい、出来た頃にはコーヒーが冷めてしまっていることも多く、いまいち使いこなせていない。フィルターの作りが本当に華奢なのもちゃんと落ちてるかを心配させる1つの要因なのだが。
 ベトナムコーヒーを飲むときくらい、ベトナム人のように、ゆっくりコーヒーが落ちるのを待ってのんびりとリラックスしなきゃダメだなぁ。