女性進出

 長野県下の支店の社員を対象にしたライフプランニングの研修を長野市内で開催し、一緒に受講した。
 長野市は数年前に、2年間、都内から新幹線通勤した経験を持つ懐かしの町である.
 町並みを懐かしみながら会場入りし、講義を聴いた。

 講義は二部構成になっており、第一部は、男性講師が生きがいプランと経済プランについて、第二部は、健康インストラクターが健康プランについて講義する。
 男性講師は、一流企業を退職した方がほとんどであり、女性講師は若い方がほとんどである。
 これまで、幾度となくライフプランニングの社員研修に立ち会っているのだが、今回講義を聴いて、改めて男性講師と女性講師のバイタリティーの差を感じた。もちろん年齢の差はあるが、男性講師も一生懸命講義をしているのは伝わってくるものの、工夫という点でバイタリティーの欠如を感じたのだ。
 つまり、一生懸命講義していながら“空回り”という感じなのだ。
 それに比べて女性講師は、飽きを感じさせない講義の工夫をし、あっという間に時間が過ぎてしまう感じである。
 ほとんどの健康インストラクターが、そういった工夫した講義をしている。
 ところが、男性講師陣は、工夫した講義をしているのは数人である。中には大好きな先生もいるのだが、「だれでもが幸せになりたいのですよ。そのためには、経済プランも生きがいプランも大事ですよ。」という精神論に終始している先生が多いのだ。
 なぜ、そうなのだろうか。年齢の差なのだろうか。退職して経済的には問題がない人たちなので、講義を工夫する必要もないのだろうか。
 そんなことよりも、男性と女性の目的意識の違いなのではないのだろうかという感じがしている。
 退職した第二の人生においても、ライフプランニングの経済面、生きがい面において、ライフプランニングの講師という仕事をしたり、ボランティアをしたりしている、まさしく“ミスター ライフプランニング”なのだから、ライフプランニングという講義の内容にあったキャリアの持ち主ばかりである。
 だから、自分の実体験を普通に話してくれれば、社員にとって目から鱗のことばかりではないだろうか?
 講義をするということが中心になって、教えるという目的意識がないから、飽きが来てしまう講義になる。
 数年前の部下に、非常に上手に研修をする部下がいた。その部下も女性だった。もちろん女性のすべてと言わないが、女性の目的意識の強さが、きっと影響しているのではないかと、寒くなった長野市内を帰りに歩きながら考えた。でも、今後も続く講義、何とかしなきゃ・・・?

今日は余禄として、長野に通っていたときのお勧めのお店を紹介しましょう。
 一つはスパゲティのお店。お店の名前は、ボスコ。
 お勧めはランチ。スパゲティーグラタンのセットで、当時850円だった。ホワイトソースとトマトソースの2種類。unizouは、ホワイトソースが好み。
 http://w1.avis.ne.jp/~bosco/rest.htm
 もう一つは、そばや。通の人には、つるつるしすぎかも知れないが、辛味おろしそばはおいしいのでお勧め。当時、750円だったかな。
 お店の名前は、やぶ。
 http://www.sobayabu.jp/
 是非、長野市を訪れたら、行ってみてくださいな。