40点でスタートしよう

 企業経営論の講義がもう終ってしまった、全8回。
 1科目終えてみて、何より内容が面白かった。講義を聞いているというより、講演を聞いているかのようだ。
 しかし、現実はもちろん受験勉強なわけで、答案練習がある。
 もうすでに1回経験してみたが、90分集中して取り組んだあとの疲れのすがすがしいこと。爽快な気分だった。まぁ結果は現時点ではこんなものだろう。これから、これから。
 勉強する習慣もだいぶ身についてきた。今日なんて格好の復習日和。
 中谷彰宏氏の「『時間』のお金持ちになる本」に勇気づけられながら、机に向かった。
 今日のヒントは、「100点主義になると、いつまでも始められない。40点でスタートすれば、やっているうちに80点になる。」だ。
 そのヒントの意味はこういうこと。

 100点主義になると、絶対に時間はなくなります。
 今の段階での合格ラインをクリアしていく形でいいのです。
 60点の合格ラインで、次から次へとやっていくのが、時間を一番効率よく生かしていく方法です。
 たとえば、作家でも遅筆な人がいますが、決してサボっているわけでも、仕事が遅いわけでもありません。
 その人は完璧主義なのです。
 しかしどこまでやっても100%はあり得ません。
 60点が合格ラインだとすれば、40点でスタートすればいいのです。
 そうすれば、やっているうちに、80点までたどり着くのです。
 実は、仕事にかけた時間とクオリティはほとんど関係がありません。時間をかけても、クオリティはたいして向上しないものです。
 40点でスタートしよう。

 さて、これからもうひと踏ん張りするかな。