respect(尊敬)Ⅱ

 以前、respect(尊敬)について書いた。
 「・・・を尊敬しています。」ということを素直に口にできる人たちを、本当にすばらしいと感じたと・・・。
 日本人は、“尊敬”ということを口にしたがらないのか、あまり口にしない。
 「ほかの国の人たちは」と言っても、テレビで見たり聞いたりするアメリカ人やヨーロッパの知っている国々の人たちだが、彼らは普段から“尊敬”という言葉を使い、尊敬する人物がいるような気がしている。
 では、日本人はどうかというと、歴史上の人物、政治家、文化人、スポーツ選手など、その人たちの偉大な業績を知りつつも、私生活の問題や同じ人間ということを強く意識してしまうのか、「その人たちを“尊敬”しています。」なんていうことを言っている人を、あまり見たり聞いたりしたことがない。
 もちろん、そんな著名な人たちでなく、身近な人たちについても、同じように「“尊敬”しています。」と言ったりしない。
 unizouは、人を全人格的に “尊敬”する必要はないと思っている。
 どんな人物も、その人それぞれの環境の中で、何かに取り組み、何かを成し遂げている。 だから、身近にいる人も含めて、誰かを尊敬するという気持ちを素直に持つことが、自分にとっても相手にとっても、そして究極的にはこの国の未来にとって、シナジーになるような気がしてならない。
 それは、respect(尊敬)するということは、その人を認めてあげることであり、そして、自分の存在も意識していることになるからだと思う。

 ここ数年間で出会った人物で非常に尊敬している人物が、unizouは身近にいる。
 その人物は、何をするにも手を抜かない、人の心の襞がわかると言った、unizouにとってのお手本の人のような人物である。
 そして、人生の楽しみ方を知っていて、奥行きも深い。
 今、その人は、同じように中小企業診断士の資格を取る勉強をしていて、尊敬する人物でもあり、キャリアターゲットでもある。
 その人物は、10いくつも年下のかわいい女性である。

 与えられた境遇で、一生懸命に取り組んでいると、何かが見えてくる。どんな些細な工夫の一つでも、それが喜びに変わる。人に認められるとか言うことでなく、目に見えない工夫でも、それが、誰かに影響していると思うと楽しくなる。
 これが、嫌なこと、つらいことと考えたら、きっと、すべてがマイナスパワーに変わって、心を病んでくる。
 尊敬する彼女を見習って、毎日、どんな些細なことでも工夫して楽しんじゃえ!