ライフプランニングと夢

 今日は、ライフプランニングの研修を主催した。
 この研修は、年に数回、講師を外部委託して、40歳〜50歳前半の社員を対象に開催されている。
 Unizouは主催者としてこの研修を何度も聞いているが、今回のライフプランニングの講師のS先生は、飄々とした先生で、話し方も内容もなんとなく笑ってしまうというような人だった。
 S先生は大手写真メーカーを3年前に52歳で退職し、社会保険労務士として新聞・雑誌への寄稿や大学・公民館での市民講座の講師など、幅広く活躍されている。

 S先生は、こんな風に言う。

 人生を二度も、三度も楽しんでください。
 そして、そのためには「夢」を持つことです。
 「夢」を持って、あれやこれや想像すると、それだけで楽しくなる。毎日が充実したものになる。
 そして、その「夢」は現実に近づいてくる。

 「夢」か・・・。
 今のunizouの夢は、中小企業診断士への道だろうか?
 今、脳を久しぶりに刺激し勉強しているが、新しい知識を吸収したり、今まで漠然として理解していたことを体系的に理解できたりと、それだけで楽しい。
 そして、将来は、いろんな事業をしている人たちの話を聞いて、少しでも役に立てたらと思っている。

 昔は、何になりたいと思うことさえもなかった。
 何になるにしても、別世界のような気がしていたが、今は違う。
 まず、夢見ることが大事なのだと感じるようになった。
 夢を描かなければ、スタートラインにも立っていないのだと思うようになった。
 初めてメジャーリーグに行った野茂や、その後続々と海外に出て活躍しているプロスポーツ選手などは、想像もしなかった世界にも手が届くということを教えてくれた偉大な人たちだと思う。もちろん、スポーツだけでなく芸術・学問の分野で活躍する人たちもそうだ。

 なぜ、unizouが中小企業診断士になりたいかというと、こんなことである。
 中小企業の人たちの事業に対する熱意と技術は、大企業と比べても決して遜色はないものだと思っている。しかし、現実には、熱意と技術を生かしきれていないことが多い。
 そういった人たちに、熱意や技術を生かせるようなアドバイスをしてあげられたらと思ったからである。
 それが実現できるかどうかは、先のことであり何とも言えない。しかし、実際に勉強に一生懸命取り組むことで得たものは大きいと感じている。

 ちなみに、S先生の夢は、女子大の教授になることだそうで、そのことを考えるだけでわくわくするという。そして、S先生曰く、「現在、女子大の市民講座を受け持ち、着々とことを運んでいる?」ということだった・・・?