「突発性難聴」の恐怖

 unizouは心身共に健康だ。
 ブログを読んでいる皆さんも、その内容からそう感じてくたさっているかもしれない。
 今日もらった人間ドックの結果も良好で安心した。
 ところで、皆さんは、「突発性難聴」を知っているだろうか?
 ここ3ヶ月の間に我が部署で2人がかかった病気だ。原因はストレスらしい。Unizouも初めてこの病気を知った。
 ある日突然、片方の耳がほとんど、あるいはまったく聞こえなくなるのだと言う。
 音が聞こえないというよりも耳がつまった感じ(耳閉感)、あるいは音が響く感じ(聴覚過敏)、音がゆがむ感じとして自覚されることもあるそうで、会社の先輩の場合は、プールの中にいるような閉塞感と飛行機の中にいるときの「ゴォーッ」という耳鳴りがずーっと続いていて、フラフラしたと言う。
 最初は、耳に水でも入ったのかと思ったのだそうだが、治るどころか、しばらくその状態がつづいたので「これはおかしい!」ということで、耳鼻科に言ったところ、「突発性難聴」と診断された。
 治療方法は、騒音からの隔離と心身の安静の2つを守ること、これに尽きるのだと言う。(もちろん、ステロイド系の薬も服用したそうだが)。幸い、3〜4日間、何もせず安静にしていたら、聴力が回復したので事無きを得た。再発の心配がない病気だそうで、聴力が完全に回復してしまえば特に生活に支障はないけれど、聴力が回復しないケースもあるそうで、その場合、聞こえなくなってしまった耳と一生付き合っていかなければならないのだという。
 驚くのは、「突発性難聴」の原因に、ストレスが関わっていることが多いということ。先輩自身、ちょうどその時期は忙しくて、残業が続いたことは認めるけど、ストレスがそんなにたまっているとの自覚症状はなかった。会社に復帰してからも、「鈍感なのかなぁ…?」などと首を傾げていた。でも先生から、この病気の予防は、あまりストレスや疲労をためないことと忠告され、以降、忙しいときほど、自分で自分の体を気にかけるようになったそうだ。
 現代人は、様々なストレスを抱えていると言われる。自分が気付かないうちに、ストレスがたまっていて、ある日突然体の方が悲鳴を上げる。
 今回のことを他人事とすることなく、そして自分の体を過信することなく、unizouも折に触れ、自分の体に耳を傾けなきゃ!、そう思っている。