パスタと関連多角化

 月に1回程度、同期入社の仲間と集まって飲み会をしている。今日次回のお店をネットで探し、以前行ったことのある新宿南口サザンテラス内のパスタ店「ペッシェドーロ」を予約した。最近、飲食店の予約、電車の切符、ホテルの予約など、ほとんどインターネット利用している。ネットを利用すると、ネット割引が適用されたり、HP画面上のクーポン券をお店に持っていくとサービスが受けられたりととてもお得だ。
 「ペッシェドーロ」をインターネットで検索する。すると、「ジローレストランシステム株式会社」という経営会社にヒットした。そして、その店舗一覧をみて驚く。展開している店舗のラインの多様さだ。
 まさか、「パスタハウスジロー」や「サンレモ」と「ペッシェドーロ」の経営母体が一緒とは思わなかった。「ジロー」も「サンレモ」も共に、小さい頃から見かけていただけに、「イタリアンレストラン」や「パスタ屋」とはお世辞にも呼べず、「ケチャップ味のスパゲティーやさん」のイメージしかない(失礼!)。
 そのお店が、シックな雰囲気が売りの「ペッシェドーロ」と兄弟とはいささか参った。 
 客層ごとの店舗ラインを揃え、店の差別化を図っている。いかに「ジローレストランシステム株式会社」が「パスタ店経営」を自社のコアコンピタンスと認識し、シナジー効果を活かして多角化しているのかが伺える。
 ちなみに、専門学校の帰りに良く立ち寄るデリ&カフェがある、その名は「東京カフェ」。駅に近いこともあって、いつも大抵混んでいる。メニューは、店名の通り、コーヒー・紅茶にケーキなどのデザート、バーとしての顔ももつのでお酒やおつまみ、そしてパスタ中心の軽食もあるのだが…、パスタ???
 ちょっと待てよ〜、なんとなんと、「東京カフェ」も「ジローレストランシステム株式会社の店舗一覧にあるではないか!unizouはこの企業の売上に随分と貢献しているようだ。
http://www.giraud.co.jp/list/index.html