本の整理整頓

 現在所属している係には、かなりの冊数、法律関係の書籍がある。ここ数年、各方面で法律改正があったこともあり、随分と増えた。しかし、これらの購入代が、経理上「消耗品費」で処理されているため、在庫管理があるわけでもなく、今係にどんな本が何冊あるかと聞かれると、正直「???」なのだ。
 さらに、今月から危機管理の一環で、社内データ流出防止のため、自分のパソコンからインターネットへの接続ができなくなった。代わりに各係に1台ずつインターネット専用機が置かれた。しかし、些細な調べものが不自由になった感は否めない。
 だからかな?ここのとこ、他の係から本を借りに来る事がやたら多い。でも「○○法関係の一番新しい本貸して〜」と来られても、「多分その辺の書架にあるよ。」くらいしか答えられない。
 そこで、一念発起して、蔵書整理をすることにした。もちろん、本業の時間外でやらなければならないので、アルバイトさんの協力のもと進めている。まずリスト作りから取りかかる。署名、著者、出版社、発刊年といった簡単な内容だが、これらをリストにしておけば、書籍の検索もすぐできるし、貸出簿にもなる。結構便利だと思う。まだ作成中だけど。
 次は書架の割り振り。これには、図書館で本を分類するときに使われている「日本十進分類法」を参考にしようと思う。図書館に行くと本が理路整然と並んでいる。この並べ方のルールが「日本十進分類法」だ。学生の頃、近所の地域図書館でもアルバイトをしていた。そのときは、見よう見真似で「日本十進分類法」を覚え、本を返却した方々に、「○○番の書架にお返しください。」などと言っていたものだが、今ではすっかり番号を忘れてしまっている。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8D%81%E9%80%B2%E5%88%86%E9%A1%9E%E6%B3%95
 せっかくの本たちも読まれなければ、宝のもちぐされだ。早く仕上げて皆にも多いに活用してもらおう。