温泉まんじゅう

 午後3時、unizouの机にはおみやげの温泉まんじゅうが2個並んだ。
 この週末、部門のAさんは熱海に、Bさんは伊東に家族で出掛けて来たそうだ。
 両方とも東京から2時間程度でいける身近な観光地である。2人ともとても良い旅だったそうだ。
 まず、Aさん。泊まったのは「ニューフジヤホテル(http://www.itoenhotel.com/hotel/new_fujiya/」」。
 バイキングプランという1泊2食9,800円というコースがあり、1ヶ月前から予約が開始するのだそうだが、人気があって、なかなか休前日は予約が取れない中、ようやく取れたのがこの週末だったとか。
 人気の理由は、バイキングプランの内容。ビール・日本酒・ワインなどのお酒代も混み、お料理も、沼津港から直送される魚がふんだんに用意されていて、彼は、ビールを7杯、マグロを食べまくったそうだ。お風呂はもちろん温泉、外には富士山。
 なんともうらやましい限りである。
 次にBさん。泊まったのは、泊まったのは、伊豆高原の「八幡野温泉郷 きらの里(http://www.hotespa.net/hotels/kiranosato/)」。
 こちらは、敷地6,600坪の中に、1つの村が入りこんでしまったようなただずまいの宿だそうで、敷地内には田んぼ、畑があり、小川が流れ、里山の自然を思う存分楽しめる空間なのだそうだ。
 2つの源泉を持ち、8つのお風呂を楽しめ、それもおススめされた。
 お値段は少々高めと聞いたが、それを上回るサービスの行き届きようで、庭内は皆色違いの作務衣で過ごし、お風呂上りのヤクルト、牛乳に始まり、夕食後小腹が空いたときに重宝なラーメン(しかも屋台)も追加料金はかからないと心にくい。
 熱海、伊東といえば、昔から観光地として有名であるがゆえ、激戦区でもある。利用者の好み・ニーズが多様化する中、ただ温泉と宴会料理だけ提供するのでは厳しい時代とも言える。
 そういった意味で、この2つの宿は、値段・質・空間で他と差別化し、競争優位を発揮して人気を集めていると言える。
 Unizouも話を聞き、HPを眺め、是非行ってみたくなった。