「カニ」と「カガ」vol.2

 昨日、会社帰りに実家に寄った。
 用事を手短に済ませ、おとといブログで書いた「『カニ』と『カガ』」の新聞記事の切り抜きを母に手渡した。
 「なになに?」とすぐさま母が読み始め、読み終えた母は開口一番、「unizouにも昔これと同じことがあったよ。」と言い出した。
 早速どんなことか聞いてみた。
 unizouは子供の頃、外でよく遊んだ。
 当然、転んですりむいたりと毎日生傷が絶えなかったそうだ(確かに今でも昔の傷が手足に残っている)。
 で、帰宅するとしょっちゅう、母に「血がでてるねぇ。」と言われながら、赤チンを塗ってもらい、そしてバンソウコウを貼ってもらっていた。
 そんなある日、また膝をすりむいて帰宅したunizou、そこで母に何と言ったと思う?
 「お母さん、『チガ』が出てる、『チガ』が!」
 『チガ』、まさに『カニ』と『カガ』と同類項な発想の『チガ』。思わず笑ってしまった。
 子供にとっては、助詞を使うのは相当難しいことなのだろう。
 それにしても、自分も同じ事をしていたとは…。どおりで、その新聞記事がいたく気に入ったわけだな。