映画「UDON」

 映画「UDON」を観た。
 NYでお笑い芸人を目指すユースケサンタマリア扮する主人公(松井香助)が挫折し借金を抱え、故郷讃岐に戻ってくるところから話は始まる。
昔の仲間は温かく迎えるが、地元で製麺所を営む父親とは相容れない。とりあえず、借金返済のために始めた、地元タウン誌のアルバイト、そこで香助手がけた「うどんコラム」が反響を呼び、讃岐うどんブームに火をつける。
 今や、大阪のお好み焼き、宇都宮のぎょうざと並び、うどんを言えば讃岐というほど、うどんの「聖地」(映画的に言うとこうなる)となった香川県
 映画中でも紹介されていたが、日本一小さい県、香川県の人口は100万人、それに対し、うどん店は900もあるそうだ。
 これがどのくらいすごいかというと、東京都の人口1250万人、それに対する、ファーストフードの王様、マクドナルドの店舗数はというと500件。
 どの駅前にもマックはあるような気がするが、香川のうどんやは単に店舗数だけですごいだけでなく、その人口比からしても恐ろしい店舗数なのだ。
 映画UDONは、うどん=ソウルフードであることを熱く感じる1本だった。
 映画に触発されて、早速通販で讃岐うどんを購入、その名も「池上製麺所のるみばぁちゃんのおうどん」。
 年越しそばならぬ、年越しうどんで楽しんでみようと思っている。